ル・ボナーの一日

「WORKERS」の素敵なモノ作り

2013年10月01日

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冬用にと「WORKERS 」のフラノのジャケットを購入しました。

アウトドアから50歳過ぎてちょっとイタリア伯父さん風のファッション方向に行きつつあったけれど、「WORKERS」の舘野君と知り合ってから少々軌道修正しつつある今日この頃のボンジョルノ。舘野君が作り出す洋服を着ていると、幸せな気持ちも一緒に得られる。これは何故なのだろう。

私は若い頃シェラデザインズというアウトドアブランドが好きだった。若い二人の青年が始めたこのブランドのもの作りの姿勢に共感出来て、そのブランドが作り出す製品を使う事で、一緒に夢が見れるように思った。「WORKERS」の洋服を着ていると、その時のワクワクした気持ちに似ていると思った。

「WORKERS」は舘野君一人で企画、生産、営業、販促、すべてをやっているアパレルメーカーです。それも岡山空港近くの田舎(失礼〜)に会社はあります。多くのハンディがある訳ですが、それを逆手に取って素敵なモノ作りをしていて、素敵に輝いて私には見えます。

アメリカワークウェアのレプリカから始めた「WORKERS」はそれをベースにしつつも、舘野君の感性を加えてプラスαな価値を加えてきた。資金力なんてバックに何もなければある訳ない。でも作りたいという思いがあれば工夫して事業として成立させる。ただその為には既存の方法では駄目。既製品はある程度の量を一度に作らないと製造は動かない。それを小資本で持続させる方法として、生産現場密着型で予約生産方式で価値を生み出す。

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「WORKERS」の紙袋や封筒やタグは捨てられない。だって何かカッコ良いんだもの。

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今回はフラノ素材のジャケットとベストを購入。ジャケットの肩のラインが独特のパターン。着てみたら何ともチャーミング。楽しくなる。ベストは私の冬の必須アイテムで何着か持っているけれど、アメリカンな無骨なタイプのベストは持っていなかった。ごわっとした厚みのあるフラノ素材といっぱいのアウトポケットが、ヘビーユースを予感させる。彼が生み出すカタチからこれからも目が離せない。

この時代に生きた証を残したいと思う。

それぞれ皆持っている資質や環境が違うから、

表現するカタチはそれぞれ違う。

しかしこの時代に小さな記憶として残せたら素敵だな。

隙間少ない息が詰まりそうになる現代社会において、

個が輝きを持ってモノ作り出来る価値。

芸術作品でも工芸品でもないモノ作りという仕事においてそれが出来るなら、

私達は心から自分たちの人生に満足できるはず。

Le Bonheur (22:57) | コメント(6)

Comments

  1. okamoto より:

    いいなぁ。。。
    こういうベストが欲しい…。
    と、見惚れてしまいました。(^^)

  2. 村上 より:

    こんにちは。
    突然訪問したり、良い品を譲って頂き有り難うございました。

  3. 病み上がりの男 より:

    舘野様のご紹介でアンクルジョンというお店で、グレーのフラノとコーデュロイのベストをお願いしました。ネービーは残念ながら在庫がないようです。記事にしていただいてありがとうございました。新型リュックの進捗はいかがでしょうか?

  4. Le Bonheur より:

    岡本さんの趣味にばっちり合うと思いますよ。是非〜

  5. Le Bonheur より:

    お買い上げありがとうございます。それにしても38サイズのジャケットぴったりでしたね。また関西出張の折には遊びに来てください。

  6. Le Bonheur より:

    お買い上げ頂きありがとうございます。これからも「WORKERS」を宜しくお願いいたします。新型リュックはまだまだ後になりそうです。来年をお楽しみに〜。

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