ル・ボナーの一日
ダンディーTさんと夜の神戸へ
2008年02月23日
ル・ボナーの無料太ダレス宣伝員を東京でしていただいている、Tさんが一ヶ月ぶりに来られた。
私より8歳年上の今年60歳、長身で迫力があり今も腕白小僧のままのお顔からは還暦なんて思えない。
社会のシステムを調査し研究するお仕事を精力的にこなしながら、人生を自分なりの価値観で謳歌する素敵な人です。私はTさんのように還暦を迎えたいと思いつつ(ランドセルオヤジであることは共通する)、目立ちたがり屋の性格はとぼけたオヤジとして還暦を迎えるような気がする。
このオヤジもいつも万年筆をいっぱい持ち歩く鞄好きです。
そのモノ好きが始まったのはここ10年ほど、50歳前後からのようです。私も同じ、危険な年齢のようであります。数はいらない、値段の高低には関係なく自分の満足が得れる品が少しあれば(その少しが一般の人から見れば沢山ということもある)という考えに、私は共感する?。
富士山と新宿副都心が窓越しに一望できる終の棲家は、数年かけたシンプルでスタイリッシュな内装工事もやっと完了し、愛する奥様とリンのオーディオ聴きながら静かに酒を酌み交わす柔らかで優しいオフタイムを糧に、日々精力的に仕事をこなすダンディーTさん、カッコイイ~
ということで、Tさんと夜の神戸に行ってきました。
一ヶ月ぶりの神戸の夜の繁華街。金曜日だったこともありいっぱいの人。
肉のケーキと食べた人に言わしめた「KOKUBU」も今まで遭遇したことのない超満員。マスターも、御年80うん歳になる名物おばあちゃんも、テンヤワンヤ。でもやはり美味しい。神戸一だと私は思っている。
私の顔も覚えてもらったようで、神戸の私の大事なお店はますます身近な存在になった。
今度行く時はKOKUBUのおばあちゃんの思い出話また聞きたいな。
その後バー「バランザック」へ。12月初めに訪れて以来久し振りです。
その間私は大変身。アルコールはダメだと思っていた。それが飲めるようになってしまった。この嗜好とは縁がないと思っていたのに、悪いオジサンたちがいたいけな私?を誘い込んだ。知るとこれが楽しい。今日はバーテンダーの太田さんに選んでもらったリンクウッドと山崎のカスクを楽しみました。リンクウッドの香りが良い。カスクはアルコール強くて口の中でプアッーと吸い込まれるような感覚で酔いもプアッーとまわる。おしゃべりな私のろれつが回らなくなる。そして浮遊する感覚。
なぜなんだろ。そんな場でも、隣の席の赤の他人のお客様やバーテンダーの太田さんにまで万年筆の魅力を熱く語る自分がいる。当然万年筆は持ち歩いていて、試し書きを勧める私。
「0時だよ」とT氏に促され、少し酔ってふらつきながら帰途につく。こんな夜も月に一度ほどはあってもいい。素敵な時間を提供していただけるお店を訪れると、明日からのエネルギーを蓄積することができます。
Le Bonheur (22:11) | コメント(4)
Comments
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Y.N. さん
悪の道に引きずり込んだ張本人さんは、日々の勝手な振る舞いがたたって奥様には信用されていないようですが、私とダンディーT氏は大丈夫。愛妻家二人組ですから。里帰りした未使用の青い太ダレスはご主人さまが引き取りにくるまで大事に飾っておきまぁ~す。 -
60度近いウイスキーをグッと飲む姿に急性アルコール中毒を心配してしまいました。
強い酒はほどほどに(小さな親切、大きな・・・)!!!
50過ぎのオヤジが2人ですごす6時間は気味悪いものがありますが、楽しい時間をすごさせてもらいました。ありがとうございました。 -
taka さん
三浦容疑者逮捕の記者会見をしていたロス市警の刑事がtakaさんに似ていました。
私は確かにあの後千鳥足でしたが、良い気分でありました。お付き合いいただいてありがとうございました。
ハミさんへ
チョコレートありがとうございます。
子供に見つからないように、こっそり、台所の隅でいただきましたが、家内にはしっかりと見つかりました。家内愛用の猫リュックを作ってくださったと説明し、特段おとがめはなし。
ところで、旦那さんが悪い夜遊びを覚えられたようで、すこし責任を感じております。しかし、バランザックには、マスターの火遊びの相手は見当たらないので安心です。