今ZANSHIN革小物シリーズ第二弾の裁断を始めております。ル・ボナーにとって今年最大のプロジェクトであるこのシリーズは遅れております。予定では10月始めに店頭に第一弾の折財布、小銭入れ、名刺入れ、6連キーホルダーが登場予定でしたが、1ヶ月遅れての登場となってしまいます。もうしばらくお待ちください。でもってその後登場の長財布、手帳カバー、文庫本カバーの裁断を開始している訳です。一山100枚のパーツたちです。ZANSHINシリーズは我ながら素晴らしい発想だと思っているので、サンプルを堂々と公開したい気持ちはあるのだけれど、コロンブスの卵的な部分大いにあるので、発売まで今しばらくお待ちください。登場したらその新しい発想から生まれた革小物たちに感動の嵐~!といくと私だけは思っている次第でありまする。
神戸の人工島・六甲アイランドで店舗兼工房を構えて、この夜景見続けて17年になりました。鞄職人としての半分をこの地で過ごした事になります。それまでの東京での鞄職人人生は波瀾万丈で紆余曲折空回りヘトヘト人生であった訳ですが、それに比べれば色々な出来事起こりはしましたが全然平和な17年でした。特に2人になってからの7年は穏やかに過ごしています。真夏以外は全くもって人影少ない街です。夜ともなるとまるでいません。それでも17年続けられたのは、遠方から神戸の不便なこの離れ小島まで来てくださるお客様方のお陰だと感謝しています。これからもこの店舗前の風景見ながらこの街で鞄屋続けていこうと思っています。
17年前開店した時は今店舗部分の8.5坪がお店兼工房だった。その後隣りのお店が空いた時に壁を取払い広くなりました。そんな事情もあってル・ボナーのインテリアは統一感がありません。でも私たち大変気に入っています。
昨夜は久々横浜に住んでる店長(あだ名)が我が家にお泊り。店長とは27年の付き合いになるんだなぁ~。ボンジョルノと同じ歳の店長は大事な私たちの友人だ。多くの場合、人は不幸は同情するけれど幸福に対しては嫉妬する。店長は私たちの幸せを心から喜んでくれる友だ。
ハミがこのところカメラに興味を持ち始めている。カメラというより撮る事に。どちらにしても私にとっては都合の良い状況です。ただハミが撮った風景写真を見た人の多くがボンジョルノより良いという。確かに風景は私より良いかも。
10月21日の木曜日の休日の夜の真剣勝負・囲碁は何と5連敗。何という不甲斐ない結果だぁ~。ショボ~ン。傷心のボンジョルノは帰り道写真を撮るのでありました。
裁断された革たちを拝見していると、次に発表されるシリーズが気になります。手帳カバー?どんなのかな?とか。うむ?この革の色は?とか。
引っ張られる記事の書き方ですねえ~。気になります。
発表楽しみにしています。
Re: ボンジョルノより
シュランケンカーフは供給が安定していないので、商品によって入れ替える色が生じる模様です。今のところブルージーンだったのですが、最終に作る製品では革がなくて作れません。なのでロールペンケースはスカイで作る事になりそうです。その前に次回のパパスではスカイ使って作ります。年末に向けてご期待ください。