万年筆&鞄において造詣深い古山画伯が、茨城県の人里離れた地から7時間かけて神戸六甲アイランドにやって来たぁ~。本人曰く文化人類学的立場からだそうだけれど、万年筆と鞄をいっぱい収集し続けながら、合理的で隙間少ない現在社会の中を、多くの人達ちと一緒に心豊かに生きる世界を、意識する事なく模索し続ける人です。
私とハミはこの摩訶不思議な魅力を持った画伯が大好きだ。どこまでが本当でどこからが嘘なのかわからない画伯の話しではあるけれど、その馬鹿馬鹿しくも一生懸命な生き様が、人を魅きつける。
5年ほど前に知り合い、その後私の万年筆菌感染の悪化の影に何時も古山画伯の存在があり、そして会う機会もなぜか多かった。しかしここ1年以上会う機会が無かった。前回会った時は怒涛の2日間だった。朝方まで神戸のバー「バランザック」で飲んだ後別スケジュールを夜までこなし、東京でのパティーに出席して飲んだ。普段仕事場に籠もって静かな日々を過ごす私にとって、古山画伯来神時はいつもテンション高めて臨まないといけません。
今夜はPen and message.の二人と、66歳にして現役新聞記者のデイリーS氏加わって神戸牛だぁ~。主役はデイリーS氏。人間臭さ全開でヒートアップ。聞き上手の画伯がツッコミ入れて加速する。私は別の会話をP&Mの2人に話しかけて冷や水かける。その場の暑さは、焼肉焼く備長炭の火のせいだけではないようだ。しゃべり尽くしたデイリーS氏は一人神戸の夜に颯爽と消えていった。食事終った後、デッサンの基本の極意を実演付きでP&Mの二人に伝授する古山画伯。その時思い出した。古山画伯は教え上手な本職画家であった事を。
P&Mの二人と別れバーへ。今夜のバーはスタイリッシュ。画伯は大好きなカスク飲みながら、私は今夜は車なのでアルコール抜きのカクテル飲みながら、職人について多く語った。お開きは午前3時。アルファロメオの窓開けて走る、雨上がりのハーバーハイウェイの夜風が心地良い。
(追伸)
ノンフィクション作家でもある古山画伯 著「鞄の達人」が12月10日エイ出版社より発売になります。スポンサーなしに自費で鞄を入手し続けた画伯だから書ける辛口の鞄批評。ル・ボナー編では書いた自身でも読んで笑ってしまうほど面白いから、発刊と同時にル・ボナー店舗前に行列が並ぶよ イヒッヒィーだって。恐ろしやぁ〜。
先週はお世話になりました。
大阪出張より帰京しました。
ゲルインクさっそく購入しました。バッチリです。
季節の変わり目ですので、ご自愛しください。
Re:ボンジョルノより
来店頂きありがとうございました。
ゲルインクは100円2本のをですか?。
あと言うのを忘れておりましたが、
三菱のジェットストリームもお勧めです。
筆記具と革を楽しんでください。