ル・ボナーの一日

暑過ぎた夏ももうすぐ終わりそう。

2010年09月07日





8月の最後の土曜日の夜は、ル・ボナー店舗前は毎年賑わう。この人工の島・六甲アイランドで一番盛大な行事である「夏祭り」が行われるからだ。この夜ばかりはいっぱいの人。六甲アイランドではこの行事が終わって夏も終わる。

がしかし今年の夏は、9月に入っても35度オーバーの日が続く。私が子供だった頃は、日中30度超えたら暑い日だと言っていた記憶がある。若い頃は暑さを楽しめたが、今ではこの暑い夏が早く終わるのを願うばかり。

例年夏はカバン屋にとって商売的に厳しい季節だけれど、今年は例年以上に厳しかった。その分いつもは秋冬に向けての製作に集中出来る季節でもあるのだけれど、今年の夏は驚異的な暑さと売り上げの悪さのダブルパンチで、テンション下がり続けたル・ボナーの二人。

しかしそんなスランプ状態も底をついた。開き直ったとでも言いましょうか、ヨーロッパではこの時期はバカンスシーズン。動物たちが冬眠するように、「夏眠」の季節だったと思う事にした。そう思うようにしたら少し気分も上昇傾向。





このところのル・ボナーの二人のブームは、撮った写真を音楽付きスライドショーをバックで流しながら仕事する事。iPhotoのスライドショーは洒落ていて楽しい。今年6月に行ったヨーロッパ周遊旅行の写真をよく流している。音楽をバックにズームインズームアップ動作のスライドショーが効果的。Macになってパソコンが私たちを楽しませてくれている。

秋冬に向けて作る仕事の方は山積み状態。頑張って「夏眠」していた時間を取り戻さないと。そんな風に思っていたら、日中はまだまだ暑いけれど、朝夜は爽やかな風が吹き始めているのを感じた。秋はもうすぐ。革製品の季節の始まりも近い。





暑い時には熱い飲み物が良い。
今日はカフェマキアートをダブルで飲みたい気分。
イタリアンコーヒーはやはりカップは「illy」マーク入り。
元気が出る熱々カフェマキアート。

Le Bonheur (21:53) | コメント(3)

Comments

  1. Dio より:

    iMacもすっかりル・ボナーの景色の一部に馴染んだようですね。
    以前、ある帰国子女の先生が「アメリカではMac or PCですよ。」
    と語っていたのが今なら確かに判ります。(PC=Windows)
    新品開封から電源初投入も、Winでは作業と思える打ち込みの数々も
    Macではエンターテイメントのひとつとして表現していた事には
    感動すら覚えました。
    …そのillyのマグ、人差し指と親指に結構な握力いりません?(笑)
    Re: ボンジョルノより
    Mac or PCとは面白い。それ実感しています。
    今回のブログは、PCでもMacでもiPhoneでもない機器を使って書いて投稿してみました。あのワイヤレスキーボードが活躍してくれています。ありがとうございます。
    illyのマグは確かに持ちにくいです。でもイタリアの空気感感じて我慢出来ます。イタリアにもう行きたくなっているボンジョルノ。

  2. 快ショク快ペン より:

    大ブレイクしたル・ボナーでも不景気の影響はあるのですね。多くの人は円高で輸入品に目も向きまし、先行きの不安から消費も冷え込むのでしょうね。円高を利用して高価な革の在庫を増やし、新しい作品の連発に期待します。
    Re:ボンジョルノより
    全然ブレークしていませんが、この落ち込みは暑さが最大理由です。暑いと革製品は見るのも暑苦しいと思います。
    革は当然この円高で安くなっていると思っておられるでしょうが、全然価格は下がっていません。ヨーロッパの原皮が高騰していて円高を反映出来ないとか色々理由は言いますが、現段階でも円高の恩恵は革においては商社までで止まっているのが現状です。

  3. pretty-punchan より:

    売上には貢献しませんが、いいライターが手に入ったので、また遊びに行きま~す。
    Re:ボンジョルノより全然
    遊びにきてくださ〜い。
    それにしても終わりなきライター道に恐れ入ります。
    それに比べ私は仕事一筋?でいけません。
    頑張ろうと思います。何を?。

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