ル・ボナーの一日
学士会館で素敵に過ぎる時
2010年07月03日
東京に行った時は学士会館を常宿にしている。日帰りで帰れる日程の出張でも泊まってしまう。この宿を知る前までのボンジョルノのお気に入りの東京の宿はお茶の水の山の上ホテルだった。ただ毎回泊まるのには宿泊代金がちと高かった。なので時々の贅沢だった。それに比べて神保町の学士会館の宿泊料は半額ほどの税込9200円(非会員価格)だ。格安ビジネスホテルよりは高いが、私の大好きだった山の上ホテルの雰囲気を味わえる(いやそれ以上)事を思うと、対費用効果は抜群な東京の宿泊施設だと私は思っている。
第二次世界大戦前の昭和初期に建てられた重厚な内部。
消費交換して維持するのではなくて、修繕しながら愛おしさ増す豊かさ伝える。
イギリスのパブリックスクールの寄宿舎風だと私は思っているシングルルーム。
ペンキを何度も塗り重ねて味わい増している。
早朝目を覚ました時撮ったデスク周り。決して高級な家具ではない。でも長く使われ続けた素朴な家具を見ていると、座って書き物したくなる。一人で泊まっていてもまずテレビは見た事はない。静かにこの空間を味わっていると、時間は優しく過ぎて行く。
客室は学士会館4階部分にありその窓から外を見ると、
都内中心部の広大な緑地帯・皇居を望む事が出来る。
客室のドアノブは、使い込んだ真鍮製。
客室を出ると落ち着きある絶妙な明るさの廊下が伸びる。
学士会館の室内に差し込む光は柔らか。
心も柔らかになれる。
朝食は一階にあるダイニングか喫茶にて洋食か和食をチョイスして頂く。
これが美味しい。そしてその時間がまた特別。
厚みのあるゴブランのカーテンと外光を優しい光に変えるレースのカーテンが、
居心地良い空間を演出している功労者。
2階の大広間。威風堂々重厚な落ち着きある空間。
散髪屋さんもバーもある。
私にとって東京での素敵な特別な空間。
サッカーのワールドカップ見ながらこのブログ書いている。
ブラジルがオランダに負けちゃったぁ~。応援してたんだけどなぁ~。
Le Bonheur (01:02) | コメント(0)
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