ル・ボナーの一日

ネイービーとワインの学手風鞄

2010年02月08日

10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20114.jpg 8年友人が手入れせずに使って、それでも良い感じになっていたので、 私が奪い取って使うようになって2年、計10年使用したブッテーロの黒の学手鞄。 手入れ名人が使うともっと良いエージングしているだろうけれど、 この風情気に入っているボンジョルノでありました。 ハミが作っていたネイビーとワインの少し定番サイズより巾広の、学手風鞄が出来上がりました。 ル・ボナーを代表するカタチです。 10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20104.jpg ネイビーはブルーステッチでの仕上げです。 この鞄は革なりのしなり感を意識しながら作っています。 なので芯材は極力使わないで、革なりに馴染んで欲しいと願って作っているカタチ。 ただそのように芯材で補強しない外縫いのブリーフケースだと型崩れしやすい。 それを2本のベルトをグルリと回している事で補い、使い込んだ時に特別な表情を見せるのです。 10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20110.jpg 10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20107.jpg 10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20113.jpg ワインはシュルダー付きでの仕上げ。 インドネシアに旅立って行きます。 私はル・ボナーが今まで作ってきた鞄の中で、 このル・ボナーの学手風鞄が一番好きです。 10%E5%B9%B4%EF%BC%91%E6%9C%88%20100.jpg これからも、このカタチを作り続けていくでしょう。 完成するたびに、「この鞄は良い~!」と叫び続けるボンジョルノでしょう。 残り2本は途中までは出来てます。 お待ち頂いているお客様、もう少しお待ちくださいとハミが言っております。。

Le Bonheur (21:16) | コメント(3)

Comments

  1. Micky より:

    ボンジョルノさん、ハミさん、こんにちは。
    学手残り2本のうち黒をお願いしている者です。昨日はご丁寧なご連絡ありがとうございました。ハミさん、僕はいつまででもお待ちしておりますのでのんびりお作りください。
    それにしても学手は魅惑的な鞄です。ロンドンでSwaineやTanner Krolleを買わず、六甲アイランドで学手と出会うことができて良かったです。これも運命なのですね。
    Re: Mikry さん
    本場イギリスの学手はアングロサクソンの武骨な味わいでそれはそれで雰囲気あると思いますが、ル・ボナーの学手は使うと次元が違う事が分かって頂けると思います。もう少しお待ちください。良いですよ。
                              ル・ボナー松本

  2. orenge より:

    一度これを見たら忘れられないです。魅力的です。
    Re: orennge さん
    この学手風鞄はル・ボナーを代表する鞄だと思っています。
                            ル・ボナー松本

  3. はじめてのお使いのダディ より:

    ハミさんへ、
    しばらく伺えそうもなく、直接お礼が言えず申し訳ございません。太ダレスと同様に、持ち手が先方から信頼を得てしまう魔法の鞄をありがとうございます。それ以上に楽しみなのは、何年かしてどのように枯れてくるのか、丁寧な手入れは苦手ですが、古傷もアジの一つとして懐かしく感じることとなるでしょう。重ね重ね、ありがとうございます。
    ボンジョルノさんへ
    神楽坂で待ってますよ。
    Re: はじめてのお使いのダディ さん
    この名前の意味がよく分かりませ~ん。
    突然来店される日を楽しみにお待ちしてます。
    そうですね。今度東京出張時には神楽坂の「バランザック」に行きたいですね。でも午前3時までは勘弁です。
                              ル・ボナー松本

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