ル・ボナーの一日

卓袱堂の卓ちゃんはコロンビア~

2010年02月05日

卓袱堂の卓ちゃんとは25年の付き合いになる、私より一回り若い陶芸家の友人だ。 私が東京多摩の聖跡桜ヶ丘に始めてお店を持ったのは25年前で、その時アルバイトとして高校3年生だった卓ちゃんと知り合った。将来の方向に迷い悩む若者だった。 その後京都での陶芸修行を終え鎌倉に窯を持った。陶芸だけに専念すれば、今頃それなりに有名にもなっていただろうけれど、お金と名声よりも自分しか出来ない事を謳歌したいと願う陶芸家・今泉 卓 であったのでした。 そんな卓ちゃんがJICAの仕事でコロンビアへ。2年間の赴任期間だそうだ。 エジプトでの4年間、そして今回の何の仕事かは知らないけれど陶器作りの技術者としてのコロンビアでの2年間。彼のこだわりのない生き方に憧れを感じる。 「好きなように生きればベリーハッピー」と言って逝った加藤万年筆職人の言葉を思い出した。 そんな卓ちゃんのホームページの「今日の卓袱堂」のコロンビア編は面白い。 現在はまだ首都ボゴダでの研修中だけれど、今月後半からはコロンビアに住んだ数少ない日本人の中でも、こんな田舎で生活した者はいないであろうと思われるほどの田舎での暮らしが始まる。コロンビアでのJICA関係者は車もバイクも治安の関係で禁止だそうで、動物だったら許されるであろうと解釈して、馬に揺られての通勤(何処へ?)を画策中の卓ちゃんでありました。 そんな卓ちゃんが撮ったコロンビアの写真を添付~。 bogota_1.jpg コロンビアの首都ボゴタ。人口800万人の大都市。 bogota_oldcity.jpg 街には人がいっぱい。 bogota_fiat.jpg オォ~私にとっては幻の名車・フィアット ムルティプラじゃありませんかぁ~!。 その横には元気そうな卓ちゃん。 raquira_calla.jpg 首都ボゴタから4~5時間。卓ちゃんの任地先の村ラキラのメインストリート。 ここで卓ちゃんは何するの?。 raquira_casa.jpg 卓ちゃんはこの家の離れのコテージ群に住むらしい。 通勤手段の馬といっしょに。 そんな卓ちゃんとメールで連絡をしたら、スカイプというネットを使った無料通信手段がある事を伝えてくれた。早速つないでみた。オォ~!コロンビアに居る卓ちゃんの声が聞こえた。無精ひげはやした卓ちゃんが写ってる。これは凄い。でも私の声は届かない。マイクがないから。必死でチャットに文章打ち込んで意思疎通。彼と会話するためにマイクを入手しないといけない。こんな通信手段があったなんて全然知らなかったボンジョルノ。面白いではありませんか。 英語は昔から帰国子女の彼は喋れた。エジプトでアラビア語、そして今回のコロンビアでスペイン語も会得することになる卓ちゃん。ついでに今度住むコテージの大家さんのイタリア人老夫婦にイタリア語も教えてもらって欲しい。2年後帰国したら一緒にイタリア行き当たりばったり貧乏周遊旅行のエスコートをお願いする予定なのでその時役立つというボンジョルノの身勝手な理由。 彼の生き方ってもしかしたら素敵じゃないかなんて思うボンジョルノ。 そんな彼と知り合えて良かった。一回り年下の友人。

Le Bonheur (22:15) | コメント(1)

Comments

  1. orenge より:

    「時間と場所の自由」が最大の贅沢ですね。今日は,シュランケンパパス(私のネーミング)で買い物でした。なんだか気分がいいです。
    Re: orenge さん
    お気に入りの品と良い関係だと幸せですよね。
    シュランケンパパスはどんな風になっていくか楽しみですね。
                             ル・ボナー松本

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