ル・ボナーの一日

時計と万年筆の休日

2009年10月24日

%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC.JPG チャーは私たちの休日の日が分かっているようなのです。 7時前にはそわそわ興奮気味に散歩をせがむ。 私たちは眠い目をこすりながら散歩に出かける。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AA%E3%82%A2.JPG 午前中は、常連客に薦められてマイアルファに装着したアイテム着けて、 神戸元町界隈まで走行テスト兼ねて行きました。 このアイテム良いような気がするのだが錯覚だろうか。 高速コーナーでのボディー剛性が高まったような感じがする。 錯覚かもしれないがマイ・アルファ145が益々スポーツする車になったようだ。 20分でP&M横の駐車場に着いた。これは凄いことです。 この車用サロンパスのおかげだろうか。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E8%A1%A8.JPG %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%83%95%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E8%A3%8F.JPG まず「水谷時計修理工房」を久しぶりに訪れた。 ジャガー・ルクルトに修理をお願いして、1年半ぶりに私の元に戻ってきたフューチャー・マチックは、外観はケース以外完全に新品状態で、動作も申し分ない。 でもムーブメントがどんな風に変身しているのか見たかった。 自分で開けるのは怖かったので、水谷さんに開けてもらおうと持ち込んだ。 修理前のフューチャー・マチックを何度か見ている水谷さんの反応は、 まず表の美しさに驚き、そして裏蓋開けた時「ワァー!凄い」と感嘆の言葉。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%EF%BE%8C%EF%BD%AD%EF%BD%B0%EF%BE%81%EF%BD%AC%EF%BD%B0%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%96.JPG もしかしたらこれは50年前のデッドストックのムーブメントに交換したのではないだろうか、 非の打ち所の無い状態のムーブメントになっていると。 ここまで完璧な状態に仕上げるスイス一流時計メゾンはやはり誇り高き偉大な職人集団だ。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E8%A3%8F%E8%93%8B.JPG ぐらぐらになっていた時刻合わせ用の裏蓋に付いたリューズのような部品の裏の歯車も、 新品に交換してあって動作した時の硬さが心地よい。 私にとっては大金をつぎ込んでの修理だったけれど、 新品の時計を購入する時には味わえない喜びを得る事が出来た。 このフューチャー・マチックは、私が死ぬまで大事な宝物として動き続けるだろう。 そんな事思いながら、美しいハーフローターのムーブメントをいつまでも見ていたいという衝動を抑えて、裏蓋を閉じて頂いた。 「良いモノを見せてもらった」と言う水谷さんに見送られ、次の目的地はPen and message.だ。 女性万年筆コレクターの道をひた走るスタッフK女史からある万年筆を譲り受けるのが目的。 もう万年筆はいらないなどと枕詞のようにほざいているボンジョルノではあるけれど、 実際はちょいとペースがまずい。でも今回の品は私が恋焦がれた特別な品。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%A9%EF%BC%98%EF%BC%98.JPG このオール金ピカピカメッキの万年筆が目的の品。 決して金ピカピカが好きな訳ではないボンジョルではあるけれど、 この万年筆が心底欲しかった。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%81%82%E3%81%86%E3%82%8D%E3%82%89%EF%BC%98%EF%BC%98.JPG アウロラ88だ。 現行品でもアウロラ88は売っているけれど、これはある時期まで製造していたハイレグペン先の旧アウロラ88。ボンジョル的には世界で最も美しいラインを持ったペン先だと思って、機会があれば手に入れたいと恋焦がれていた特別なペン先を持った万年筆なのだ。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E3%83%9A%E3%83%B3%E5%85%88.JPG ペン先に色気があるとでも言いましょうか、まったくもってイリジュウムに向かう伸びやかな曲線はイタリア人の美意識を純粋に表していると思うのであります。 1023%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8E%E3%81%AE%EF%BC%93%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86.JPG 私の万年筆趣味は去年の今頃、1年半恋い焦がれたアウロラ85周年レッド「マダム・モニカ」を入手する事が出来て落ち着くかと思っていたら、その後逆に拍車がかかって50年代のドイツのアンティーク万年筆に夢中になり増えた。しかし今フラボナの3本差しペンケースに収めて携帯している万年筆3本はイタリア・トリノで作られたこの3本。やはりイタリアだったぁ~。 今日から2日間東京銀座の「北欧の匠」の上の階では、 年に一度の「万年筆くらぶ」の交流会が開催されている。 親しい人たちがいっぱい集まっていて、一度は参加したいと思っているけれど、 行くとまた万年筆の新しい魅力を発見してしまいそうだから行かない。 %EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%92%E5%A4%95%E7%84%BC%E3%81%91.JPG 木曜日の夜には恒例の囲碁に行くボンジョルノ。 夕焼け雲がやけに迫力がある。 ハミは「綺麗だね」と言うけれど、私には怒っているように見えた。

Le Bonheur (05:56) | コメント(9)

Comments

  1. H より:

    サロンパス効果は書けないなーと言いながら、ついつい書いてしまいましたね。
    それは、錯覚です。○○○教団に入団した証拠です。もう少し、枚数があれば、ばっちりなんですけどね。気に入っていただけたらなら、本貼りしてください。
    Re: H さん
    サロンパス本貼りしてもいいんですか?貼っちゃおうかな。
    でも洗脳されているようで本意ではありません。
    今日は同じようにあのサロンパスいっぱい貼っている人が来ました。
    何が何だか分からなくなっているボンジョルノ。
    でも効くような気がします。
                            ル・ボナー松本

  2. たがみ たけし より:

    そうなんですよ〜今日はフェンテの交流会!自分もこれ以上万年筆が増殖するのを防ぐ為に参加しません〜(笑)!ってそもそもフェンテの会員でないので……
    それにしても欲しい万年筆が続々と集まってきますね〜コレもボンジョルノ松本氏の魅力でしょうか〜〜?
    Re: たがみ たけし さん
    フェンテの会員でなかったのですか。知りませんでした。
    私はワグナーの会員ではありません。知らなかったでしょう?。
    親しい人がいっぱい集まっているので、思う存分万年筆の話が出来るので行きたいとは思いますが行きません。
    そうでなくてもこのところ増えている。困ったことであります。
                              ル・ボナー松本

  3. ノブ より:

    このペン先の伸びやかなラインは魅力的ですね。私も欲しい!
    しかし、私のANCORAのペン先のラインも魅力的です。師匠に調整していただいた後の書き味はスルスルと繊細な細字が書けるようになりました。
    フェンテには私も不参加です。狭い会場なので遠慮しました。ボンジョルノが参上するのでしたら行ったのですが・・・。
    Re: ノブ さん
    ANCORAですか。知らないので調べてみます。
    いやいや知らなければそのまま知らない方が良いかもしれません。その方が深みにハマらずにすむかもなんて言いながらもうダメですね。毒を食らわば皿まで~。
    でもどこかで自制する私もおります。
    またお会いしたいですね。
                              ル・ボナー松本

  4. Bromfield より:

    フェンテの会参加してまいりました。やはり万年筆は蔓延筆。何処も彼処も、万年筆菌が蔓延しておりました。
    つきみそうさん、ペリカン堂さん、Pelikan_1931さん、それと私で、東京にいながらル・ボナー談義に花が咲いておりました。是非とも関西大会の時には再びお店に、お邪魔いたしたいと考えております。ようやく、ベルトをお願いできる体型となりました。よろしくお願い申し上げます。
    Re: Bromfield さん
    万年筆が織り成す縁で多くの人たちとお知り合いになりました。50を過ぎてこの趣味を知り良かったと思っております。関西大会時の来店心よりお待ちしております。
    Bromfieldさんもお持ちのGRDにコンバージョンレンズを装着しましょう。アダプター部分にお好きな革を無料で貼りますよ。革を貼ると良いですよ。
                              ル・ボナー松本

  5. orenge より:

    この「アウロラ88」は,とてもいいスタイルですね。イタリアの万年筆は本当に芸術的で人を楽しませますね。ショルダーバッグは小さくて軽いものでさえ,長時間だと肩が痛いです。しかし,「パパス」はショルダー部分が革で太いせいか,肩が痛くなりません。本当に優れものです。グッドショルダー賞ものでしょう?
    Re: orenge さん
    新パパスのショルダーの幅と厚みは絶妙でしょう?
    自信持ってお勧めできます。
                           ル・ボナー松本

  6. orenge より:

    ついに「ピッコロ」が届きました。クリスペルカーフの「きめの細かさ」と「はり」に一目惚れしました。革の内面から「私は特別な革ですよ。」と語りかけてきます。本当に魅力的な革です。箱に張ってあるステッカーがこれまたいい感じです。「T&Y」も好調のようですね。
    Re: orenge さん
    届きましたか。上等な仕上げの革を楽しんでください。
    次のブログはそのピッコロです。
    ステッカーはハミの絵をを使いました。大好きな絵です。
                              ル・ボナー松本

  7. ペリカン堂 より:

    Bromfieldさんに書かれてしまったので、初登場させていただきます。
    ル・ボナーさんのお話しはでべそ会長さんをはじめ、関西地区の方から以前からお伺いし、ブログも拝見していましたが、なにせ面識もなく、登場の機会もないままでした。
    犬、写真、万年筆、革とすべて私と共通するジャンルをお持ちで、しかも比べものにならないほどの高みに達しておられるようで、ぜひ一度神戸にお邪魔して、革や万年筆の話しをお伺いしたいものと思っていました。
    とは言え、私にとって関西は修学旅行で行ったことくらいしかないため、遠い世界にも感じられるのですが、今後とも楽しいブログを拝見させてください。
    Re: ペリカン堂 さん
    はじめまして。お名前は存じておりました。
    フェンテの交流会は盛況だったようで、私もいつか参加したいと思っています。共通する趣味を持った人たちの集いは、その共通の話題で初対面の人同士でも親しくお話し出来るので良いですよね。
    是非来店お待ちしています。その時は万年筆を持って来てくださいね。
                              ル・ボナー松本

  8. 1973 E より:

    ルクルトのバンドはとてもいい色ですね。
    カミーユフォルネのバンドですか?

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