ル・ボナーの一日
港町神戸の海
2005年12月25日
六甲アイランドの南端にあるマリンパークです。チャーとのいつもの散歩コースです。
神戸の港は、大型のコンテナ船が着岸できるように、沖へと港が拡大していきました。
阪神大震災後、船舶が他の港を利用するようにになり、その船舶は神戸港に戻って来ず神戸港は寂しい港になりました。神戸市は経済の復活を神戸空港に託していますがどうなることか。私は神戸が経済力のない地方都市になっていいと思ってます。ただ神戸の個性が残れば私はここに居ます。東京から神戸に引越して13年、神戸は根無し草が根をつけやすい地です。元々何もなかった地に港が出来、エトランゼが集まり住み、産業が根付き豊かになった資本家が豊かな文化を生んだ。現在の経済至上主義の世の中からは、金が金を生むだけで、豊かな文化も生活も生まれてこない。
写真の中央あたりに見える白い建物はフィールという1階がレストランで2階は美容室になっているお店です。犬を連れって行ってもいいレストランなので時々利用するのですが、商店街から離れた、六甲アイランドの端の端にあるこのお店がやっていけてるとはどうしても思えません。きっと他で儲けたお金でやっていると思うのですが、こんなお店を呼び込む魅力が神戸にはあるのでしょう。
神戸には他の地方都市にはない個性的な老舗のお店があり、個性的な新しいお店が生まれています。心豊かな神戸の人がそれを支えています。神戸に住む一人一人が作った文化です。
そんな神戸を包み込む海は年々きれいになっているように思います。
Le Bonheur (21:45) | コメント(0)
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