ル・ボナーの一日

毛さんが久しぶりに来たぁ~!

2009年08月11日

台湾台中市の毛さんが久しぶりに来神来店された。 もうお客様として知り合って7年ほどになります。 毛さんは安藤忠雄建築に心酔していて、何度も関西を訪れていた。 そんな時北野坂通りに面したビルの二階にあった ル・ボナー三宮店を偶然訪れたのが最初だった。 その後六甲アイランドのお店だけで夫婦二人細々とやるようになってからも、 関西に来るたび立ち寄ってくださるお客様です。 7年前は日本語は全然駄目だったけれど、 今では通訳なしで意思疎通出来るまでに日本語を勉強している毛さんです。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20337.jpg 今回は会社の若いスタッフを連れての来神来店です。 いつもはいっぱい買うからと色々と要望する毛さんですが、 今回は拍子抜けするほどスムーズにいっぱい買って頂きました。 娘さんと息子さんも一緒だったからかなぁ~。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20330.jpg 初めて台湾で安藤建築を建てた時に、毛さんから竣工祝いとして大量注文を受けた、 ミネルバリスシオを使って作ったシステムバインダーも良い味が出てきてます。 毛さんも万年筆が好きなようです。 思い出すと7年前知り合った時から万年筆を使っていて、 私はその頃全然興味がなかったから、気に留めなかった事が判明。 私の万年筆を良いね良いねと書き味を楽しむ毛さん。 私は自慢げに何本も見せびらかして大満足。 詳しく尋ねると1000本ほど持っているそうです。 滅茶苦茶マニアではありませんか。 自慢げに見せびらかした私はお恥ずかしい限り。 %E7%94%BB%E5%83%8F7%20340.jpg そんな毛さんが私の万年筆たちを見て一番気に入ったのが このトリノの独立系の「チェザレ・エミリアーノ」。 持っている5本のヘミングウェイの1本と交換して欲しいと言う毛さん。 私は喜んで交換~なんていたしません。 益々このチェザレ・エミリアーノが愛おしく思った次第であります。 そんな感じで楽しい時間が過ぎて行った。 下げてるコンデジ何か違うぞとよく見てみると %E7%94%BB%E5%83%8F7%20334.jpg 限定品のライカD-LUX4チタンではありませんかぁ~!。 驚異の広角24ミリF2,0のレンズが付いたそれも世界限定1000個のチタン。 なぜに毛さんは私の興味持っている事と一致するのでありましょうか。 でも私はライカはいつの日かM3を・・・・?なんちゃって。 なのでコンパクトデジタルカメラはライカより0,1明るいGR DIGITAL Ⅲで決定。 なぜかカバンの話は少しで万年筆やカメラのお話していた。でもそれで良い。 毛さんがル・ボナーで今まで入手したカバンが、 そしてこれから入手し続けるカバンたちが、 毛さんに話かけ続けるから。 今回の文章は毛さんの了承を得て、 実名で書きました。

Le Bonheur (21:14) | コメント(3)

Comments

  1. たがみ たけし より:

    ヘミングウェイですか……もし自分が1番気に入っている万年筆と「交換して!」言われても(たとえそれが安価な万年筆でも)しないでしょうね!
    でも1000本は凄いですね!毛氏はコレクターとお呼びしても差し支えないのでしょうね〜〜
    Re: たがみ たけし さん
    10番目ぐらいのお気に入りの万年筆だったら交換していたと思います。ミハーな私はヘミングウェイはやはり手に入れられるものなら手に入れたいとは思っているので。毛さんはアガサ・クリスティーも何本か持っておられるそうです。他にも色々。是非一度台中に来てくださいとおっしゃっているので、図々しくその儀礼の言葉に便乗して台中まで万年筆コレクション見に行こうかななんて思ったりもしております。
                              ル・ボナー松本

  2. つきみそう より:

    うわ・・・毛さんもイタリア行ったりするんでしょうか。
     中国とイタリア、どちらも凄い食文化、おおらかな性格、世界制覇したことがある、などなど、共通点が多いですね。
    Re: つきみそう さん
    なぜイタリアと思ったのですか?
    確かにイタリア万年筆もいっぱい持っておられて、イタリアにも何度か行かれておられるようです。
    だから毛さんとはますます話しが合います。
    テレビ談議した時居た常連客のF夫妻は現在イタリア滞在中です。今回はジェノバとリビエラだそうです。今週末に帰ってくるので、写真と話しが楽しみです。
                              ル・ボナー松本

  3. しげお より:

    先日、僕が見せていただいたときも
    チェザレ・エミリアーノはカメラで撮らせて頂いた程、輝いていた1本でしたので毛さんの気持ちは良く分かります。あの独特の色合いは年数の経過が作り上げた産物ですよね。
    それでいて不思議なくらい手に馴染むあの感じはたまりませんでした。
    Re: しげお さん
    ネットで検索してもチェザレ・エミリアーノは登場しない入手方法が難しい万年筆です。
    イタリア万年筆のそれも独立系の作った品なんて相当怪しい印象でしょうが、素晴らしい万年筆だと私は思っております。
    その万年筆を褒めて頂きありがとうございます。
    これからも頑張りま~す。何を?。
                             ル・ボナー松本

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