
ル・ボナーの一日
愛すべきポンコツライターが残った
2009年02月10日

Le Bonheur (22:32) | コメント(2)
Comments
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ジッポーに比べ合理的なつくりではないし、ジッポーほど風に強くもなく、ジッポー並みにオイル抜けはするけれど、ジッポーの比ではないソリッド感に、なによりも愛すべき表情を見せる掌の相棒です。仲間内ではマッチレス(比類なき)というネーミングを笑いながら許しています。お気に召してなによりです。デュポンやダンヒルには無い愛すべきお間抜けさもヴィンテージライターの魅力のひとつです。万年筆や時計も同じでしょ?
Re:pretty-punchan さん
頂いた時感じた印象よりも使ってまじまじと見たとき益々好きになってしまいました。本当にありがとうございます。
万年筆や時計はここまで角が使い続けたことによる磨耗がはげしく、メッキが剥げれた状態になったら厳しいでしょうね。その点この状態ゆえに味わい深く感じられるライターの魅力というものが少し分かったように思います。思いますがライターはこれで十分です。怖い世界だということもわかりました。頑張ってくださぁ~い。
ル・ボナー松本
これはもう、「器物百年を経て、化して精霊を得てより、人の心を誑かす、これを付喪神と号すと云へり」の世界ですね。
根付けの「やれ」とも通じるかな。
Re:エアコンマン さん
そんな部分は全然見せないけれど、文化的教養をお持ちの人だとは徐々に認識しておりましたが、この言葉は良いですね。私はガラクタと人は思っても消耗品でない付喪神(精霊)をやどしたモノが愛おしく思えます。
ル・ボナー松本