ル・ボナーの一日

2009年のお店初めに仲の良いご夫婦たち

2009年01月05日

1月4日がル・ボナーの2009年のお店初めの日。 午前10時の開店前だのにガラス越しに覗いている仲の良さそうなアベック。 よく見るとフランク・ミュラーのダイヤルコレクターのK氏ではないですか。 来るたびにモノ好きを私に暴露されるからと奥様同伴での来店は今までなかったお人。 やっと愛妻のお姿を拝ませて頂いたぁ~。 私はいつものように配慮なく喋ることはせず、 一度容量の少ない頭の中で反芻してから言葉を選んでお話した。 今年最初のお客様でした。 K氏ご夫妻が帰られた後自転車に乗って3人家族。 まだ若いご夫婦と11歳になる息子さんと3人で芦屋から六甲アイランドまで自転車で。 「ル・ボナーには特別な思いを持ってるんですよ」とご主人。 まだル・ボナーがアウムの屋号で神戸のこの地にお店を出して間もない頃、 後に奥様になった十代の彼女のために、 アルバイトして貯めたなけなしのお金でネコリュックをプレゼントしたんだそうです。 今でもその十数年前にプレゼントされたネコリュックは大事な宝物と言う奥様。 それから10数年折に触れ来店して頂き、記念の品をル・ボナーで購入して頂いた。 ル・ボナーがお客様の思い出の中に大事に存在していることが嬉しかった。 0105%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%AF.JPG 昔は国産のグローブレザーで作っていました。 今はシュランケンカーフで作っているネコリュック。 次回はカラフルな色のシュランケンカーフ使って作ろうと思っています。 そして午後からはまたまた週に一度は来店する常連客のF夫妻。 今日は珍しくル・ボナーでお買い物。春財布なんて縁起かつぐF氏は似合わない。 いつもボンジョルノ松本の幼児性を糾弾する常識人ぶる二人を、いつかギャフンと言わせたい。 今回も一眼レフのカタログなんか持ってきて、私のもの好き魂を触発する。 今まで私は色々なモノに興味を持ちましたが、その多くがこの二人にそそのかされました。 私は泥沼にはまり込み二人は危険地帯の外から「バカだよね~」と他人顔。 また来週も悪魔の誘惑を持参してル・ボナーに来るだろう。 夜、去年の暮初めてル・ボナーに来店された新婚のご夫婦が来られた。 前回は六甲アイランドに新居を決めた記念?にル・ボナーの革製品をそれぞれ購入され、 今回はご主人のオンタイム用のブリーフケースの下見。 前回来店した後ブログを見て面白くて過去のブログまでついつい読んじゃいましたと奥様。 鞄職人じゃなくてブログ職人だぁ~と揶揄されるボンジョルノ松本ではありますが、 「ル・ボナーのブログ面白ぉ~い!」と言われるとボンジョルノは有頂天。 万年筆や時計をお見せし、ブリーフケースはどうなったんだぁ~。 ル・ボナーには仲の良いご夫婦のお客様が多く来られて、 私たちは幸せのおすそ分けを頂く。 そんなお客様たちの想い出の片隅にル・ボナーがあるとしたら、 それが私たちの何よりの幸せです。 そんな風に仲の良いご夫婦多く来店された ル・ボナーの2009年の初日でありました。

Le Bonheur (21:44) | コメント(1)

Comments

  1. pretty-punchan より:

    あけましておめでとうございます。
    年末に求めたフルールに女房は大喜びでした。周囲の反応も上々であるとのこと。良いものを有難うございました。滅多に有る事ではないので、きっと女房の思い入れのある品として年月を重ねることでしょう。そういう意味であまり頻繁に女房にプレゼントするべきではないなあと思ったりしています。
    さて、小生の弟のアルファ145の車検代の内容が判明しましたので、次回お邪魔しました折にご報告申し上げようと考えております。さらに、最新の動向もわかりましたのでそれもお伝えするつもりです。
    今年も宜しくお願い致します。
    Re:pretty-punchan さん
    明けましておめでとうございます。
    奥様とご一緒に是非来店してください。暴露癖のある私ではありますが自制してライターのラの字も発しないようにいたしますので。
    弟さんのアルファ145の車検の詳細は知りたいですが怖さも感じております。実家にフィアットのプントとアルファ145が揃い踏みで止まっていた訳ですね。ご両親は嘆かれたことでしょう。でも壮観ですよね。イタ車は痛車。
                            ル・ボナー松本

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