ル・ボナーの一日

ボンジョルノの神戸元町周遊~

2008年12月05日

今年の最後になるのかなぁ~。ボンジョルノの休みの日の神戸定番コース周遊。 朝一番にハミと一緒に少し長めのチャーのお散歩。 その後いそいそとアルファ145の快感エンジンのエクゾースト聞きながら 20分でいつものpen and message.すぐ隣の有料駐車場へ。 まずはpen and message.でコーヒー飲みながら一休み。 誘惑の声が委託販売の万年筆たちが並ぶケースから聞こえてくる。 %E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AD%E3%83%A9%EF%BC%98%EF%BC%90%E5%91%A8%E5%B9%B4.jpg 吉宗さんの「書いて見られます?お出ししましょうか?」の声が拍車をかける。 アウロラの80周年は前から魅力は感じている。 このスターリングシルバーの軸の細工は本当に素晴らしい仕上げ。 一昔前の長刀のようなペン先ならば無理をしても買っていただろうけれど、 幸いににも現行のペン先なので85周年レッドで十分。でも美しい軸だぁ~。 あぁ~あまり長居をしてはまずい。 コーヒー飲み終えたら先を急ごう。 %EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E9%9A%8E%E6%AE%B5.jpg 旧県庁のレトロな建物の庭を横切って、少し歩くと水谷時計修理工房。 この階段を下った路地裏に私のワンダーランドがひっそりとあります。 %EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E4%BB%95%E4%BA%8B%E6%9C%BA.jpg 水谷さんの工房はいつも静かな時間が流れていて居心地良い。 修理を終え持ち主が引き取りに来てくれるのを待つ 掛け時計たちのチックタックだけが響く空間。 水谷さんはお気に入りのムーブメントの修理だと、 子供のようなキラキラした目でその時計について話していただける。 %EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89.jpg 今修理を終えた懐中時計は、ウォルサムのバンガード。 駅長以上でないと持てなかった21石の高級鉄道時計。 ムーブメントの中に時の天使が住んでいるようなオーラを感じるムーブメントです。 %EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%91.jpg 次に控える修理はルクルトのハーフローター。 私がスイス・ルクルト本社に修理をお願いしているフューチャーマチックとは違って、 リューズでも巻けるタイプで安心感がある。落ち着いた意匠のダイヤルは渋いヤレ具合。 そうだった。フューチャーマチックが来春には修理を終えて届く。 嬉しい反面、修理代が怖~い。 %EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%95%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%88%EF%BC%92.jpg ルクルトのムーブメントはいつ見ても特別な清さを持った機械。 特に50~60年代のムーブメントには創意工夫のロマンチズムを私は感じている。 いつまでも水谷さんと時計たちを愛でていたいけれど門限?がある。 急ぎ元町本通商店街の杉本酒販という屋号なのに、 タバコの種類の方が神戸一揃っている酒屋さんへ。 そこで今年中は買わなくて済む量のシガリロ入手。 そこしか私の吸うシガリロを置いている神戸のお店はしらない。 ダビドフが作っているジノ買った後、少し商店街をブラブラ。 近くにある神戸一のネクタイ専門店の「元町バザー」の名物マダム居るかな?と覗くと、 居た居たぁ~今度特別なネクタイをマダムに見立てていただこう。 ハミに頼まれていた品を急ぎ購入し、元町高架下商店街(モトコー)を少し冷やかして急ぎ帰途。 1時過ぎには六アイのル・ボナーの工房に到着。 3時間ほどのボンジョルの神戸元町界隈周遊のタイムトリップ。

Le Bonheur (09:10) | コメント(1)

Comments

  1. ノブ より:

    Aurora80はいいですよ。正直レッドより好きです。レッドは妻が求めれば使わせても良いけど、80は私専用ですね。購入の動機の違いが思い入れの違いでもあるのですが。
    Re:ノブ さん
    あの彫は絶品ですね。
    10万円は納得できる価格とは思いますが、アウロラはレッドだけで私は十分満足しております。
    見ると欲しくなる万年筆がいっぱいあるので見ないようにしないといけませんが、ここのところなぜか万年筆趣味の知り合いが多くて避けて通れません。あえて飛び込んでいる部分もありますが。今はテレスコープ、テレスコープと念じている次第であります。
                            ル・ボナー松本

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