
ル・ボナーの定番の小銭入れが久々に店頭に並びましたぁ~!。
今回はドイツ・ペリンガー社のカラフルなシュランケンカーフを主に使って作ってみました。
右下からライトレッド・オレンジ・パープル・ブラックそして左のジーンブルー。
仕上がりよくてふくよかでいい感じに仕上がりました。

ワルピエ社のブテーロではワイン・チョコ・茶で。
イタリアのクラシコカーフの黒と、ドイツのサフィアンゴートの赤でも作りました。
このタイプのコインケースは多くのブランドで作っていますが、
多くの他ブランドでは本体とマチを縫い合わせる部分をヘリ返しという方法で仕上げています。
ヘリ返しで仕上げた方が納まりが良くて上品ですが、
ヘリ返し部分をぎりぎり薄く漉いて巻いてくるため、
相当に表皮が丈夫な革でないと数年たたないうちに擦り切れてしまいます。
革の破れは基本的に修理出来ません。
そんな理由から、ル・ボナーの革小物はコバを切り身処理で仕上げます。
コバが痛んでもすぐ元に復元出来ます。
この形のコインケースは開口部が広くて使い勝手が良いと思います。
小銭入れ付き折財布でもこの形の小銭入れにしています。
それにマチが付いていっぱい入るようにしたのがこのコインケース。
価格は税込み9,450円です。

ただブッテーロとクラシコカーフの品は今回に限り税込み7,350円での販売です。
実は私の手違いで部品時の保存中に写真の左の小銭入れを見ていただければ分かると思いますが、中央部に小さな凹みをつけてしまったのです。
重ねた時に裏に付いているホックの跡です。
その跡が気にならない人(時間が経てば収まってきます)か、
右のようにイニシャルを刻印して購入する人は買ってくださぁ~い。
使い込むと素敵に経年変化するタンニンなめしの革ではありますが、
クロームの革とは違って製作途中に扱いに気を配らないといけない革です。
今回やってしまいました。すべて私の不注意です。反省・・・・・・。

それと来春に雑誌「サライ」で折り紙財布だけでなく、ジャバラの小銭入れも販売予定だと編集の人から電話があり急遽サンプル作りました。
シュランケンカーフのトープと黒とゴールド(茶)です。
シュランケンカーフの質感生かされたコインケースです。
今ル・ボナーには革小物がいっぱい揃っております。
オープン以来最も品揃えが充実した状態で師走を迎える事が出来ました。
最近、いろいろ出ますね。
ブログを見てて楽しいです。ブッテーロの小銭入れ取り置きお願いできますか?色はワインがいいな。
Re:tsugu_u さん
取り置きしておきます。
へこみは見て確認してください。
新刊本のカーバーも現在検討中です。
ル・ボナー松本