ル・ボナーの一日
身の丈の幸せ
2005年12月07日
15年前の私たち家族
私は今幸せです。好きな鞄作りを生業とし、家族4人が食べて行ける。
身の丈にあった私の幸せです。この幸せを充実したものにすればそれでいい、もっともっとと欲張ろうとは思わない。
大きな夢を求めて高みを目指す人は美しい。しかし自分の金銭欲や名誉欲を満たすためにもっともっとと走りつづける人は悲しい。目指すものが抽象的なためにいつまでも求め続けもっともっとと走りつづける。多くの人を踏みつけて登った高みの先にはもっと高い欲望という高みがあり、それは永遠につづく。
それに比べ身の丈の幸せを規定できると自由になれるように思う。背伸びして前だけ見てると見えなかったいろいろなことが見えてきます。五感が自由になるのです。その時その時を感じながら生きていける。美しいものが見えてくる。
私はずっと宝くじを買っています。2年ほど前まではもし当たったら人生が変わると色々想像していました。それがこの頃、もし当たっても大きく変わらないなと思うようになりました。
決してお金持ちになったからではなく、求めるものが変わったからだと思います。
身の丈より少し背伸びしたものを買うときのドキドキとする幸せ感。それに比べどんなに高いものでも余裕で買ったものにはそれはない。
事業拡大をしようとした時期もありました。それが私の身の丈を越えていたことを悟ったとき自由になれました。今その時その時を感じながら生きてます。
Le Bonheur (21:19) | コメント(1)
こんばんは。
そういえば私は「身の丈の幸せ」をずっと定義できずにいます。
日々仕事しながら、ニイガタで生活しながら考えていますが。。
いつか見えてくると信じて日々何事にも前向きに取り組んでいきたいと考えています。