紳士用の長財布が久々に登場です。
大阪のTさんに組上げをお願いしていたのですが、
今回は小物の定番革のブッテーロを使った長財布はワインだけです。
あとは色々な革を使って作ってみました。

左から
エレファント(税込67,200円)クリスペルカーフ(税込42,000円)ムスタング(税込33,600円)
ブレンダボックス(税込33,600円)イタリアンバッファロー黒・チョコ(税込33,600円)
エレファント(黒)は開いた内側もエレファントを今回は使いました。
クリスペルカーフ(黒)はドイツ・ペリンガー社の傑作ボックスカーフ。
現在は作れないイタリア・フラスキーニ社のデッドストックイタリアンカーフのムスタング(ワイン)とブレンダボックス(グリーン)。独特のねっとりクロームなめしの革。
タイ産の水牛原皮をイタリアでタンニンなめしで仕上げたバッファロー。

左から
クラシックカーフ、クラシックカーフ(アイロン加工)、ブッテーロ、シュランケンカーフ、国産ソフトタンニン革、イタリアンタンニンカーフ。どれも税込29,400円。
イギリス・ピアス社が作っていたクラシックカーフという革は、
お店を始めた16年前には革小物のメインで使っていたベビーバッファロー。
ピアス社が解散して流通しなくなった革ですが、まだ在庫で持っていました。
茶のクラシックカーフ、素敵な経年変化をする革です。
大好きなブッテーロ革で作ったのは、今回はこのワイン色だけです。
レディースの定番革シュランケカーフの黒でも作ってみました。
復活した栃木皮革がオールピット槽に漬けて作ったソフトタンニンなめしの革は、
すごくサンプルの仕上がりが良かったので定番で使おうと注文したら、
量産したらサンプルレベルでは作れなかったと。そりゃないよ。
その素敵な仕上がりのサンプルの1枚で財布に仕上げてみました。
イタリアンタンニンカーフは、大好きだったピアス社のクラシックカーフに似た仕上げ。
その上カーフなのでバッファロー革に比べて表面がきめ細やか。

左から
ドイツ製のサフィアンゴート革のグレー・茶・赤。価格は税込33,600円。
独特の表皮の表情を持った山羊革。
この革を作っていたドイツのタンナーも廃業してしまい、
サライ商事の残りの在庫を全部入手しました。特別な革です。
魅力的な革が、ヨーロッパでもどんどん減っています。

内側の仕様は全部共通です。
カードは8枚。一時回避用の小銭入れ付き。
ホックとかファスナーを使った小銭入れを作ると厚みがでてしまうので、
この方法で小銭入れ部分にしました。他の用途で使っても全然かまいません。
使いやすい長財布に仕上がったと思います。
今回オール革でありながら、革の0,3ミリ割を多様して薄く仕上げようと試みました。
でもカード段の付いている方が、予測していたより厚くなってしまいました。
十分薄く仕上がったとは思うのですが、もう少し薄く仕上げたかった。
そんなこともあり、それと定番革での制作でなかった事もあり、
今回は店頭で実際に見て触って頂いての販売のみとさせてもらいます。
是非お店に見に来てくださぁ~い。
素敵ですね~!!一度ボックスカーフを生で見てみたいです。
総革って言うことは、カード入れの裏も革なんですか??
貼りあわせて何ミリなんでしょうか!?
僕も長財布を作ってはみたいですが、まだまだ難しくて挑戦できません・・・。