ル・ボナーの一日
ハミが書いた絵
2005年12月03日
私はハミの描く絵が好きです。
この写真の絵は、ル・ボナーが三ノ宮のギャラリーで展示会をしたときポスター用に数分で描いた絵です。
伸びやかで物語を感じるこの絵が特に好きです。
私の妻であり鞄作りの相棒であるハミがいなければ、鞄職人をつづけていなかったと思います。金銭的に苦しい時も、精神的に行き詰った時も、ずっと傍に居てピュアーな心を持ち続け柔らかな人であり続けた。感謝しています。
ハミの作る鞄は、ハミの描く絵と同じで自由で柔らかな感性を表現してます。その時々の流行とは無縁のデザインで、好きなものをつくります。
それに比べ私は俗人で、これ見よがしの鞄を作ったりします。
ル・ボナーの工房の壁には少しずつハミの絵が増えて行きます。もっともっと描いて欲しいなー。私の宝物です。
Le Bonheur (21:34) | コメント(2)
Comments
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兵庫で小学校の同級生がしている和風スナックあさごにいこうよ。
息子にはブログの中の親父はカッコウつけすぎと言われております。
本当に素敵な絵だと思います。このままル・ボナーのロゴとして使用されてはいかがでしょうか。
近頃「ル・ボナーの一日」を開くのが日課となり、ブログを読んでは、自分が鞄職人になったような気分に浸っております。様々な悩みや苦労を乗り越えてのことと推察いたしますが、素晴らしい世界を手に入れられたなあとしみじみ感じ入っております。
私もある意味で職人仕事を業としておりますが、目標(到達点)の自由度において格段の差があり、羨ましい思いでおります。