ル・ボナーの一日

関西の暑~い夏にはパナマ帽

2008年08月13日

関西の夏は特別強烈です。本当に暑~い。 大阪や京都に比べると、神戸は過ごしやすいと言われるけれど、 それは関西の中ではということで、他の地方から比べれば厳しいのは同じです。 エアコンの効きが悪いと言われているラテンの車での、夏の渋滞はまさに地獄。 水温の上昇を汗を拭き拭き気にしながら、オーバーヒートの恐怖と戦うドライブ。 ラテン車を販売する営業マンは言います。 関西の夏を乗り切れれば、世界のどこでも自身を持って販売できると。 それほど関西の夏は過酷なのか、それともラテンの車に問題があるのか。 私のアル君も、炎天下では極力運転しないことにしています。 去年まで乗っていた68年式のエアコンの付いていない空冷ビートルに比べれば、 快適かもしれないけれど、比べる相手が普通の車とは違う。 沖縄から来た人が「関西は暑いですねぇ~」と言い、 東南アジア在住の人ですら「暑い」と言う、関西の夏。 サハラ砂漠の日中の炎天下は自殺行為の強烈な暑さだろうけれど、 夜の冷気が救ってくれる。そんな夜は関西にはない。 秋まで、この救いのない暑さの連続は続く。 そんな中、甲子園で戦う球児と応援する人たちは凄いと思う。 私はこの暑さと真っ向勝負する体力はなく、暑さをかわすのが精一杯。 %E3%83%9E%E3%82%A4%E5%B8%BD%E5%AD%90%EF%BC%98%EF%BC%98%EF%BC%91%EF%BC%92.jpg 私の仕事机の横に並ぶ帽子たちを見て「帽子も販売されているのですか?」とよく聞かれる。 全部私の私物です。ハゲおやじには春夏秋冬、帽子は必需品。 ハゲ隠しのためではありません。ハゲ頭には厳しい環境を快適に過ごすために必要なのです。 その必然的に必要な帽子を、楽しんで被れればなお楽しい。 夏は冬以上に必要性を切実に感じる季節です。 髪の毛が薄くなった人間にとって、炎天下での直射日光はまさに強烈。 帽子がないと、熱射病間違いなしの状況といつも背中合わせ。 その上吹き出る汗を食い止める髪の毛がない訳ですから、 帽子を被らないと、汗で目が痛ぁ~い。 帽子は、ハゲおやじが快適に夏の炎天下を闊歩するための必需品。 %E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%EF%BC%98%EF%BC%98%EF%BC%91%EF%BC%92.jpg そして私の夏はパナマ帽。去年の夏から被っています。 それまでコットンのキャップやアウトドアな帽子を被って、 関西の暑い夏を乗り切っていました。 パナマ帽には憧れを持っておりましたが、 耐久性がないのに高価なので躊躇していたのですが、 安く入手できる機会があり、連続購入しました。 一度パナマ帽を知ってしまうと、もう他の帽子は考えられない。 子供の頃夏休みに被った麦わら帽子がよく似た機能を持つ帽子ですが、 麦わら帽子は、ハゲた頭皮にはチクチクするし、街を闊歩するには抵抗を感じてしまう。 パナマはそれに比べ、紳士御用達の免罪符付き。特に神戸では。 左の帽子はイタリアモノの質の良い柔らか仕上げのボルサリーノ風。 右はメイド イン ジャパンの少し寸足らずな感じのフォルムをしたパナマ。 どう見てもイタリアモノの方が高級ではあるけれど、 私は日本製のパナマの方が気に入っていて、 去年のイタリア旅行でもこのパナマをず~と被っていた。 少し間抜けた感じがボンジョルノ的?で良い感じ。 でも去年の夏、今年の夏とお気に入りだからよ~くかぶっていたら、 変色してしまって、寿命も残りわずか。 やはり夏の間、毎日パナマをかぶっている私には3~4個をローテーションしてかぶらないと 長持ちしないようであります。 普通に買うと、万年筆と同じ値段帯。ボルサリ~ノだと5~6万する。 耐久性がないのに、この値段は高いよぉ~。 私のエクアドル産素材の日本製のパナマは7,000円で入手した。 この程度の値段で欲しいなぁ~。 関西の暑い夏はまだまだ続く。

Le Bonheur (06:19) | コメント(11)

Comments

  1. orenge より:

    帽子の世界にも悩みがあり?それをクリアすることが楽しそうですね。私はカジュアルな服装が多いので,アウトドアブランドの帽子を愛用しています。やはり,パナマ帽は「帽子の王様」のようですね。

  2. ル・ボナー松本 より:

    Re:orengeさん
    パナマは夏の帽子の王様だと私も思っています。神戸では街中をパナマを被って歩く老紳士をよく見かけます。すごくカッコ良いと思うボンジョルノです。

  3. オヤジ より:

    先日はありがとうございました。
    嫁は分けて頂いた時計が甚く気に入り、その日の外食事に黒のワンピースを選びました。
    もちろん時計のベルトに合わせて(笑)
    また、赤いベルトが出来る日を心待ちにしているようです。
    私が選んだ時計の購入には泣いて反対したのに、ちょっと複雑な思いです。(笑)
    暑い日が続きますが、ご自愛下さい。
    P.S.
    ハミさん、遅れて申し訳ありません。お約束のURLです。
    【十三のネオン街 ・ 飲み上手 遊び上手】
    http://blogs.yahoo.co.jp/daisensei_64
    私のブログは始めてまだ一月強、文章も拙く、内容も乏しいのですが、宜しければ
    http://blogs.yahoo.co.jp/oyajifighter01
    ル・ボナーさんの記事を載せたくて仕方なかったのですが、
    許可を頂いて帰らなかった事に気付きました。悔やまれます。

  4. ル・ボナー松本 より:

    Re:オヤジ さん
    奥様気に入っていただけましたか。アンティーク時計はおもしろいですよ。価格を超越した味わいという魅力を伝えてもらえます。赤い時計ベルト楽しみに待っていてください。
    ブログおもしろそうですね。拝見させていただきます。あと気にせず書いてください。楽しみにしてます。

  5. orenge より:

    ル・ボナーの作品はよく見るほどにしっかりと仕事がしてあることを発見します。普通は手抜きをしているところに気がつくことが多いのですが・・・ところで,紐(長財布)の内張りの薄いけれどしっかりとした革はどのような革でしょうか?シュランケンカーフを手にするまではシュリンクやエンボスの黒の革にそれほど魅力は感じませんでしたが,シュランケンカーフは凄すぎます。

  6. ル・ボナー松本 より:

    Re:orengeさん
    内貼りには、国内なめしのステア(成牛)の革です。全て革で仕上げております。紐財布は使えばよりその良さを感じていただける財布だと思っております。

  7. taka より:

    会長のお勧めに従い、この夏から幅広パナマと、狭いものを2つを安く仕入れ(エクアドル産日本製)交互に使っていますが、
    本当に、頭から長い友達の消えた者を直撃する熱線をプロテクトする必需品の思えますね。
    ただ、和手ぬぐいで時々、頭をなでてやる必要がありますがね(ハンカチでは小さい)

  8. ル・ボナー松本 より:

    Re:taka さん
    私もタオルが必需品であります。一昔前に比べて、ハゲおやじも世の中に受け入れられるようになったのではと思います。昨日もオリンピックの男子100mで世界記録を出したジャマイカの人は、頭を剃り上げておりました。良い時代だぁ~。
    昨日はNさんが突然来られましたよ。

  9. Y より:

    パナマ帽を検索してたどり着きました。
    右側の緑のリボンのパナマ帽珍しいですね。
    どちらで購入されたのですか?

  10. Le Bonheur より:

    神戸の高砂商会というお店で昔に輸出用に日本で作って倉庫に眠っていたパナマを、3つ10,000円で購入しました。

  11. Y より:

    Le Bonheur様 
    ご返事有り難うございます。
    3つで10,000円ですか、
    それはよいお買い物をされましたね。
    昔の日本製のなので質もよさそうですね。

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