ル・ボナーの一日
鞄を作り始める前に
2005年11月27日
私は鞄を作り始める前に図面のような絵を書きます。
デザイナーはイメージをスタッフに伝えるためにデッサンのような絵をまず書きますが、私の場合、サンプル製作を自分でするので、イメージを人に伝える必要がなく、絵は実際のバランスを見るために書きます。4分の1で正確に書くように心がけています。それを何度か書き直して、それから型紙を起こします。絵の段階の鞄は100以上あります。いつか形にしてあげたいと思ってます。
型紙になって1度は作ったことのあるものは数百はあると思います。ただ型紙を残しているのは100ちょっとです。財布などの小物は別に100ぐらいはあると思います。
ル・ボナーは統一感がないと言われることがあります。そのとおりです。
ただそれでいいと夫婦二人思ってます。ハミとわたしで作りたい鞄のタイプが違うし、好きで鞄を作っているので、企業ではないので、我がままな鞄作りを通していこうと思ってます。
ハミはドイツのシュリンク、カーフが好きで、このカラフルな革を生かしたバックを次から次へと作っています。それに比べて私は少しスランプ気味。そのため店内はカラフルなシュリンク、カーフ花盛り。私も頑張らないといけません。
Le Bonheur (22:05) | コメント(1)
近々、ブルーのフェルディが届く予定になっています。毎日のようにHPを拝見しております。お二人の革への、鞄へのこだわりが伝わってきます。だから、待ち遠しくて仕方ありません。これからも、楽しみにさせていただきます!