ル・ボナーの一日
午後の散歩、、、そして青い靴履いていたぁ~
2008年03月24日
オーダーのミニミニダレスが出来上がりましたぁ~!。
シュランケンカーフのトープ色と新色エッグ色のコンビネーション。
チケット入れも同じコンビでセットでの注文。
なかなか良い感じで出来上がったと思います。
で今日は気持ちの良い晴れた日だったので、午後のひと時
お店をちょこっと閉めてハミとチャーとお散歩。
先週は木曜日が春分の日でお店を開けたので、少々疲れ気味。
この程度の気分転換は許されるだろう。
私たちが六甲アイランドでお店を始めて丸々15年が経った。
紆余曲折色々あったけれど、私たちはこの場所が大好きです。
ゆったりした気持ちで仕事しながら、親しくなったお客様たちと楽しくやっていきたい。
そして少しずつその輪が広がってゆけばいい。
ル・ボナーがブレークするなんてまずないし、知る人は知っている程度の今のポジションが良い感じ。
Photo by ハミ。俺が撮った桜の蕾の写真はみんなぼけてたぁ~。
東京はちらほら桜が咲き始めていると聞くけれど、ここはまだ。
でももう少しで咲きそうな桜のつぼみ。
1年で一番気持ち良い季節が始まろうとしています。
鼻はグスグスするけれど、新芽が初々しくて空気がまろやかな季節。
アルファロメオ145クワドリフォリオ前期型(もうフルネームじゃなくても覚えてもらえたかな)でどこか遠くまでドライブしたいなぁ~。故郷の南但馬を越えて日本海まで行ってみたいな。尾道にも行かないと。
チャーはお昼寝の真っ最中に「散歩に行こう~!」の声に飛び起きて、
嬉しい時の表現がテンポずれ。でもしつけの悪さ全快で、先頭でリードを思いきり引っ張る。
もう9歳である。獣医さんに聞くと人間年齢だと52歳ぐらいだそうです。
私と同じ年だぁ~。もう少し私のように?落ちついた大人にならないと。シラ~~。
あれ~?メタボリおじさんの足元に見慣れぬ青い革靴。
この靴目立つ。ロングノーズで少しスクエアのバリバリイタリアン。その上水色に近い青。
イギリスのビクトリア時代のジェントルマンを標榜する私?がチョイスするはずのないコンチネンタルな青い靴。
実は、数日前紹介したドイツボックスを使って作ったドレスシューズがすぐに完売したことに気を良くしたミステリアスY君が、企画した靴の売れ残った品をまた持って来た。
それも大部分売れたけれど、派手な2足が残った。
その1足は私が履こうじゃありませんかとこの青い靴。
この青い靴は革はよくない。繊維が浮いている。革好きの私には許せない。
でも履いてみるとすごく楽ちん。
履き心地良くて仕事場で3日連続履いていた。
来店するお客様は、接客する私の足元にまず目線がいく。
相当目立つ様であります。
でも楽ちんだから、これから私は足元だけはイタリアちょい悪でいくことに。
あと1足残っています。この青い靴よりは少しおとなしめのロングノーズでスクエアなコンチネンタル?デザインな白い靴。いつ履くのか悩む白い靴。サイズは26センチ。欲しい人ここ三日間いなかった。
そうだぁ~!。今年還暦を迎えるtakaさんに買ってもらおう。
白い麻のスーツにパナマ帽被ってこの白い靴履いていたら、赤いチャンチャンコより全然かっこいい。
もうすぐ来神するって聞いているので、その時まさに神戸人のお洒落な老年ファッションとか何とか言って勧めよう。私は青い派手なこの靴は履けても、最後に残った白い靴は履けない。
何で散歩の話から靴の話になってしまったんだろう?
突然革底の靴が3足になってしまったぁ~!。革靴も面白いなと思う。
でも、ル・ボナーの靴も大好きなお客様たちのようには絶対なりません。
私はアディダスカントリーで十分と自分に言い聞かせております。
ハミはまたまたオーダーの黒とチョコのキューブボストン製作中。
もう少し待っていてくださいね。
Le Bonheur (21:22) | コメント(5)
Comments
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革の繊維が浮いているというのは、表皮と床革部分の連結性が甘い状態のことを言っています。なめしが十分でない時や、革の端部分を使った時に現れる現象です。革を指で押してみてスポンジを押したときの感触、または安易にシワがでることでわかります。その場合革自体の生命力が短命となってしまいます。分かっていただけたでしょうか?。
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パナマ帽には
べっ甲の丸メガネ
白いカスリでしょう。
これ昭和初期のスタイル。 -
taka さん
パナマ帽に白い麻のスーツに白い革靴。これぞ神戸のジェントルマンのファッション。元町画廊のご主人は90歳近くですが、夏の神戸の街をそのスタイルで闊歩されている。カッコ良い!。ぜひtakaさんも。 -
写真にあるミニダレスは結婚して渡米した友人の結婚祝いにオーダー依頼しましたが、
先程その友人と1年ぶりに会って、鞄があちらで評判だと聞かされました。
外出の際は必ず何処のブランドかを聞かれ、その度友人は日本と答えて相手をがっかりさせてしまうそうです。
聞いて、この鞄が思い出と寄り添う”モノ”として存在してくれてるのが嬉しかったです。
ありがとうございます。
Re: mari さん
送られたお友達が喜んで使っていられて私たちも嬉しく思います。思い出を染み込ませながら寄り添い続け愛着感じて頂けると、それが何よりの作り手の幸せでもあります。送られたmariさんにとって同じだと思います。
ル・ボナー松本
繊維がういているとはどういうことを指しているのでしょうか?
参考までに教えてくださると助かります。