ル・ボナーの一日
オタニ動物病院に行って来ました
2008年02月04日
我が家の薩摩ビーグル・チャーがここ3~4日元気がない。
おしっこもあまり出ないし、便秘気味。出ても危険な柔らかさ。そしてなにより食欲がないのです。こんなに食いしん坊な犬は他にいないのではないかと思えるほど食べることに貪欲なチャーが食べないのです。いつもだったらよだれがとめどなくでてしまう大好物のプリンを目の前で食べても全然興味を示さない。
これは一大事です。私達が信頼するル・ボナーのホームページでもリンクしているオタニ動物病院に行かなければ。チャーにとっては一番怖ぁ~い所です。金玉取られた記憶が彼の脳裏にしっかり刻まれているからなのでしょう。
朝9時一番にオタニ動物病院に到着するように車を走らせます。急いでも自宅から40分ほどかかる場所にあるけれど、オタニさんで診てもらえば安心です。
チャーが若かった頃皮膚病になり、近所の獣医さんに診てもらったら、「皮膚病は難しいんだよなぁ~」と言いながら高いお薬いただき、注射をされたチャーは皮膚病どころか体調まで崩してしまい、お客様に尋ねてオタニさんを知った。的確な診断と丁寧な説明、そして選んだ薬でチャーの皮膚病は翌日で治ってしまった。それ以来私達はオタニ動物病院に決めました。
チャーの車中での恐怖からくる震えはいつもより早く、JR兵庫駅あたりから始まったぁ~。オタニ動物病院までの道程はまだまだあるというのに。
到着してしり込みするチャーを抱っこして診察室。後ろ足の細くて痛そうなところから注射で採血。チャーはフギャフギャ口輪されてもがいている。その後肛門に棒を突っ込まれて便の検査。
検査結果が出るまで待合室でじっと待てるチャーではない。
体調悪いはずのチャーなのに、必死の力振り絞ってチャーにとって恐怖の館からの脱出を試みる。
しかたなく外で待つことに。少しでも恐怖の館から離れたいチャーはひっぱる、ひっぱる。赤信号危なぁ~い。
ハミはまず顕微鏡で映った便の状態を見せてもらい、今回のチャーの体調不良の原因の説明を聞いた。実際はないといけない善玉菌の一種類が全然ない状態だそうです。これはストレスが原因だそうです。ストレスと聞き、お客様への遠吠えを戒めたのがいけないのか、走りたい犬種なのにゆっくりの散歩がいけなかと脳裏をかすめましたが、そのストレスの原因は寒さだそうです。工房はコンクリートの上にPタイル。座布団2枚でも冷えていたのです。
子供の時から室内で飼っている犬は、寒い暑いに対して非常にデリーケートになってしまうのだそうです。私が若かりし頃楽しんでいた信州での越冬キャンプに連れて行ったとしたら、チャーは即凍死だなぁ~。
検査を終え、二本の注射をフギャフギャなきながらしてもらい、チャーの恐怖の時間は終わった。
オタニ先生は特に手術が得意である。知り合いが飼っているコーテッドレトリバーのクーが目の内側が化膿し、目が飛び出しそこから膿が出て、失明は免れないとどの獣医さんも言う状態だったのに、的確な診断とメスさばきでクーは元気を取り戻した。本当に信頼できる獣医さんです。
その上オタニ病院に休みはありません。往診も必要ならばします。動物たちが大好きな獣医さんです。
2階の自宅にはブルドッグを筆頭に数匹。入院患者犬、ネコもいつもいっぱい。鳩もいる。
アルファのチャーの特等席に落ち着くと急に強がり、車窓に見える散歩中の犬やオジサンを見ては吠えている。守られた場所で安全だと思うと、本当は弱虫だのに偉そうな態度。オタニ動物病院での情けないチャーは何所へ行ったぁ~。隣の助手席に座るご婦人がいつものように「運転している誰かさんにそっくり」と。確かに似ているという自覚はある。でもチャーみたいにあからさまには人間様である私にはできない。少しは配慮というものがあ~る?。
本調子になったら、歯垢取りとお腹のおできを切り取る相談を先生とハミがしていたことを、恐怖の館から離れ強がって吠えているチャーはまだ知らない。
今日から仕事場のチャーの寝床にはペット用コタツなるものが用意されました。暖かホカホカで私たち人間様より良い環境でお昼寝です。まったく過保護な犬であります。これで元気回復したらチャーは恐怖の館での歯垢取りとおでき切除の二重苦へGO~。
Le Bonheur (22:11) | コメント(0)
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