ル・ボナーの一日
サンタがダヴィンチを持ってやって来た
2007年12月05日
イタリア製ボルギーニ社のローラーボールやっとピッタシ納まるコンバーターを入手出来て、これで満足なスケルトン完成形。ペリスケよりかっこいいスケルトンローラーボウルが出来たぁ~と思っております。
万年筆と同じような仕組みを持ったスケルトンのローラーボールに出会い、どうしても万年筆用コンバーターを組んでメカニカルなローラーボールを作りたいと考え、最初にペリカンのコンバーターを購入。付けてみると太くて軸の中に納まらない。カッターナイフで鉛筆を削るように削って細くしようとしたら壊れてしまった。ヨーロピアンタイプの一番細いコンバーターは何か調べたところロットリングのアートペン用コンバーターが細くて入りそうだったので取り寄せました。それを装着してみるとピッタシ。バンザァ~イ。
これで840円でペリスケ並の良い感じ。ただコンバーターが同じぐらいの値段します。私の場合はコンバーター一つ壊したので、この状態に仕上げるため本体以上にかかっております。でも満足、満足。
こんな風な工夫をして筆記具で遊んでいる今日この頃のわたしであります。
万年筆は2か月半買ってはいません。(それって、誰への言い訳?・・・ハミ)
一昨日見せつけられた古山画伯のスティピュラのダヴィンチ限定品が頭から離れなぁ~い。
赤色であれば15万円で上野の「まるい」に行けば3割引きで買えるよと言うけれど、それでも10万円強する。今の私の状況では買ってはいけない。私は冷静になって、ハミの顔色も見ながら?諦めることにしました。とほほ、、、、
28氏のチェザレ・エミリアーノとヤード・オ・レッド
そんな傷心の私は注文主の顔を浮かべながら太ダレスをいっぱい作っていたら電話。
ネットでも検索にひっかからないイタリアのチェザレ・エミリアーノという珍しい万年筆を日常使っている28氏からです。28氏のチェザレ・エミリアーノという万年筆は大変魅力的です。水牛の角が大理石のようで、それと無垢のシルバーのバランスが絶妙。上品なイタリアンな万年筆です。
その28氏は一昨日の私のブログを見て、私がスティピュラのダヴィンチに強い興味を持っていることを知り、実はその画伯の持っていたモノと同色同種類の万年筆を持っていて、売りさばく予定にしていたので、格安でお売りしますよという内容。
、、、、え?ほんとぉ~?私はその申し入れを断るなんて出来ないぁ~い!
28氏が来られる夕方を心待ちにして待った。
おぉ~!スティピュタの限定193本の黒のダヴィンチだぁ~!
本当に私が所有できるなんて夢のよう。これはカラクリ箱、時計仕掛けのオレンジ?。無垢のシルバー部分が全体のバランスを締めている。未調整ながらこの85番も柔らかな書き味が気持ち良い。
ハミも書いてみて大気に入り。これは私が使いたぁ~い!とハミ。、、、えーえぇ~、それはぁ~
しかたありません。これはハミが使うことになるでしょう。しょぼぉ~ん。
(白魚のような私の指には、ジャストサイズ!・・・ハミ)
ついでにこれもお付けしますと、デルタのアルファロメオ・ジュリエッタの万年筆。
アルフィスタの私には特別な思いを感じさせる万年筆ではないですか!それをおまけに付けてくれるなんて28氏は太っ腹。
デルタのデザインはレトロモダンでどこかマンガチックでイタリアの万年筆メーカーの中では独特です(ドルチェビータはデルタの中では珍しくイタリア万年筆の共通した美意識を持っている)。
このアルファロメオはデルタらしいマンガチックな胴の意匠。
その独特の感性に今まで興味なかったけれど、持ってみると面白い。その上アルファです。たまりません。デルタらしいデザイン、KENSAKIのデザインと共通することに気がつく。イタリア好きのランドセルおやじにはピッタシ過ぎる意匠。
サンタがダヴィンチを持ってやってきたぁ~!。
それにアルファロメオも。2か月半ぶりに万年筆を購入いたしましたぁ~!それも格安で!
うれしいなぁ~。
Le Bonheur (22:17) | コメント(2)
Comments
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たなかさん
お久しぶりのコメントありがとうございます。
たなかさんの注文の品もまとめてドバァ~と大きなダンボールで、もうすぐ送りますよ。楽しみに待っていて下さい。
私たちは優しいお客様たちに支えられて、今日も楽しく鞄を作っていまぁ~す。
うらやまし過ぎてコメントしたくなくなるくらい恵まれていますね。
おめでとうございます。
運気隆盛でお喜び申し上げます。
今までの人徳の積み重ねが、今の二人に還ってきているのでしょうね。
見習って見返りを求めない努力を積み上げていきたいです。