ル・ボナーの一日
芦屋霊園に墓参り
2007年08月30日
芦屋霊園の緑に包まれた駐車場に佇むマイ・アルファ
今日は芦屋霊園にチャーの前に飼っていたクークーの墓参りに行ってきました。
午前中雷を伴って強烈な雨。阪神間ではその雷の影響で2000軒あまりが停電になったそうであります。雷が響き渡るたびにチャーの悲鳴に近い鳴き声も響き渡ります。その方がうるさかった。
雨があがった後、曇り空の中 芦屋霊園に。温度は一週間ほど前までに比べて峠を越した感じではありますが、湿度がまだまだあり蒸し暑い。でも今年の神戸の夏も終わりを告げているようです。芦屋霊園では夏の終わりを告げるひぐらしがカナカナ鳴いていました。
東京から引っ越して六甲アイランドにお店を持ったのですが、最初の1年は芦屋に住んでいました。
東京時代から飼っていた雑種の雌犬クークーと一緒に暮らせる借家が六甲アイランドにはその頃見つからなくて、芦屋で見つかって住んでいたのです。現在飼っている薩摩ビーグルのチャーとは正反対の優しい聞き分けの良い犬でした。東京時代は一緒に飼っていた猫たちの面倒もクークーが見てくれていました。
そんなクークーも関西に来る前ぐらいから足腰が弱くなり、大好きな散歩もままならない状態になり、芦屋に住んで1年あまりで亡くなってしまいました。芦屋市役所に連絡すると火葬して遺骨を芦屋霊園にある動物塚に埋葬してくれることを知った。それも無料で。芦屋市民のペットに対しての優しさがありがたかった。それで私たちは時々その動物塚にお参りするのです。
関東に住んでいる人は芦屋は神戸市芦屋区だと思っている人もいるけれど、芦屋市なのです。
その芦屋の山の手は、工場も高層の建物もなく落ち着いた高級な住宅地です。その中でもクークーが眠る芦屋霊園の隣に位置する六麓荘町はびっくりするほど立派な高級住宅地です。東京の田園調布より立派で迫力満点。神戸に遊びに来た友人は必ず連れていきます。観光名所より全然面白い、別世界を覗き見ることができます。
そんなハイソな芦屋山の手に芦屋霊園はあり、芦屋の街を一望できます。緑を伝って流れる風が気持ち良く、しばしベンチに腰をおろしてハミとチャーと静かな心持を感じておりました。
芦屋の街並みを走るマイアルファは気持ちよさそう。和風と洋風のシックな建物が並ぶ住宅街は目にやさしい。15年前住んでいた芦屋のダウンタウン・津知町に立ち寄った。阪神大震災で私たちが住んでいた家は壊れて今はない。クークーが亡くなってすぐに六甲アイランドのマンションに引っ越しました。その後すぐに震災を体験した。芦屋市津知町は町単位で一番亡くなった人が多かった地域で、今はまるで違う町になっていて、昔住んでいた家の場所を正確に確認はできません。クークーは命をもって私たちの引っ越しを促したのではないかと思っています。そんなクークーの墓参りに行ってきました。
優しいクークー
Le Bonheur (20:05) | コメント(2)
Comments
-
gonnosuke さん
私たちも楽しかったでぇ~す。今度は是非ご主人さまと。
イタリア実況ブログの方は是非成功させたいと思っておりますが、後は現地の無線LANの状況次第であります。携帯で海外でインターネットにつないでブログ書いたりしたら、お金が大変であります。
ソウル楽しんできてください。
昨日は長々お邪魔してすみませんでした。いつもながら楽しい時間でした。
旅のお供も見つかりましたし、ソウルを満喫してきます。
ル・ボナーツアー 本当にいつか実現させてくださいね。今から資金二人分貯めておきます。
イタリアからの実況ブログ期待してまーす。設定頑張って下さい。