ル・ボナーの一日
夜のル、ボナーにて
2005年11月14日
静かな街で、ゆっくり時間が過ぎてゆきます。
月に一度、仕入れで東京に行くのですがすべてのペースが速く感じてしまいます。
この大都市で走り続けていた自分が居たのだと、第三者のように思い出している自分がいます。今こうして東京から距離を置いた地でお店を出したことが、ほんとに良い選択であったと思います。東京にお店を出していたら、情報も早く得れるだろうし、マスコミに露出する度合いも多くなると思いますが、時代の流れに右往左往していたような気がします。
流行を気にせず、自分たちのペースで好きな鞄を作り、それを認めてくれる神戸という街。
神戸の人は東京を意識しない独自の文化を持っています。それが心地いいのです。
鞄作りで言えば、東京では黒、チョコ,茶中心でカラフルな色は挿し色ですが、神戸ではカラフルな色から売れていったりします。綺麗な色は作っていても楽しいんです。
街を歩いていても綺麗な色がいっぱいです。東京を歩くと印象は無彩色の黒です。
そんな居心地の良いこの街に根付いて、ゆっくり鞄を作ってゆきます。
まだ13年の新参者の私です。よろしくお願いします。
Le Bonheur (22:51) | コメント(0)
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