
ルクルトのフューチャーマチックは完全にハミの時計になってしまいました。
今まで時計には全然興味を示さなかったハミなのに、この時計には夢中。
私の元にはもう戻ってくることはなさそうです。
そのフューチャーマチックのベルトを作ってみました。
休日を半日返上してハミのために作ったのですが、ハミにはただ作りたかっただけなんでしょうと言われ、そんな時間があるのなら注文のカバンを早く作ってよというお客様のお顔が浮かびます。でも作りたかったぁ~。
この時計を見た時に、直感的にシュランケンカーフのライムグリーンが思い浮かびました。
それから作りたくて作りたくてしかたなくなりました。ループはパワーリザーブの赤と黒が印象的なのでその2色を使い、手縫いのステッチはレモンイエロー。
フューチャーマチックにぴったしのベルトに仕上がったと自画自賛。

ベルトの穴もハミの腕に合わせた一つ穴なので私の腕には巻けません。
こんなはずではなかった。私の三本目の時計になるはずだったのに。
アンティーク時計は面白い。このフューチャーマチックは私の年齢とだいたい同じ歳月の間時を刻んできた時計です。丁寧に扱わないと壊れそうな繊細さが、哀しげな美しさを醸成する。次世代まで残してあげたいと思ってしまう私です。
ベルトが違うと、こんなにもイメージが変わるんですね。
この色はホント綺麗ですねー。
また、1つ穴なのがいい。
ハミさんオリジナルって感じで!
この時計はハミさんの腕に巻かれる運命だったんですよ、きっと!