ル・ボナーの一日
お気に入りの万年筆が戻ってきた
2007年05月16日
ペンケース作りの達人TAKUYA君の持っているペリカンの万年筆の書き味は私の大好きなもので、ヌラヌラと気持ちよい書き味。知る人ぞ知るペン先研ぎ名人に調整していただいたのだそうです。私もヌラヌラ書き味の万年筆を所有したぁ~い。
ゴールデンウィーク中に東京で年に一度の”ペントレーディング”という万年筆好きのイベントがあり、古山画伯からも是非参加すべきですぞとお誘いを受けていたのですが、零細企業の小売かばん屋にとっては大事な稼ぎ時であるゴールデンウィークに、ハミだけにお店を任せて遊び呆けるわけにはいきません。行きたかったけれど、そのお誘いを泣く泣くお断りいたしました。
しかしそのイベントで知る人ぞ知るそのペン先研ぎ名人に調整していただけるのです。
私はそのイベントに出店するTAKUYA君に私の所有する中屋の万年筆を託しました。
この漆塗りのシガータイプの万年筆は私の一番のお気に入りなのですが、少し引っかかるのとインクの出が悪いという問題を抱えておりました。それをヌラヌラ書き味に調整していただきたいと願ったわけでありました。
ペントレーディングも終わりヌラヌラ書き味になって戻ってくるであろうと思っていた矢先、ペン先研ぎ名人の書いておられるブログ(5月11日)になんと私のその万年筆の持ち主の捜索願いが出されているではないですか。私の中屋の万年筆は迷子になっていたのであります。犯人は分かっています、TAKUYA君です。
しかしそのおかげで調整内容が詳しく分かったことは不幸中の幸いでありました。
その中屋の漆塗りの万年筆が今日私の手元に戻ってきました。ありがたいことにTAKUYA君が作ったペンケースに入ってのご帰還です。ありがたく頂いちゃいます。あれ?どこかで見たことのある革だなぁ~。
早速書き味を試してみると、ヌラヌラ書き味天にも登る気持ち良さ。大好きなこのシンプルなフォルムの万年筆がますます好きになりました。万年筆趣味は奥が深~い。色々な視点で楽しむことができます。
Le Bonheur (20:43) | コメント(2)
Comments
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いいえ、甘えてる主人が悪いのです。こちらこそごめんなさい。
良い書き味になり、本当にありがとうございました。
はい、私です。
すみません・・・