ル・ボナーの一日

大和出版印刷が一等賞!!

2007年03月02日

いつも私の企てを面白がって一緒に真剣に遊んでいただける大和出版印刷の若社長と若きスタッフの皆さん。今年も一緒に進める面白い企てがいっぱい。 そんな大和出版印刷が一等賞を取りました。 去年、ル・ボナーのポスターで、審査員特別賞を得た印刷技術を競うコンクールで、今年は時計のポスターで金賞です。 今年の大和出版印刷のスタッフのこのコンクールへの取り組みは相当なものでした。 去年の受賞に気を良くして、今年はそれより上の賞を狙って徹夜もいとわず作り上げた汗と涙?の集大成です。 大手印刷会社が、コンピューターを駆使して作るポスターの中、大和出版印刷は素朴に撮影技術と高度な印刷技術で勝負しました。小手先に走らず、本道で勝負して金賞という一等賞の栄冠を得た訳です。 ユーロ(ランゲ).jpg 金賞.jpg 私は今回のコンクールで金賞に輝いた大和出版印刷の皆さんに心からのおめでとうを言います。 ビジネスは技術力を提供する仕事でも、その技術力の良し悪しとは関係ないところで成否が決まることが多々あります。儲かる儲からないという部分はそうでも、技術に対する純粋な向上心は本当の豊かさを得ることができます。お金では手に入れられない職人(技術者)のアイデンティティー。高みに導いてくれる道しるべ。 大和出版印刷は技術力というアイデンティティーを大事に内に秘め、若い才能を伸ばしながら、印刷業界の中、独立独歩輝いています。 ル・ボナー(黒).jpg それにしてもポスターの題材は、若社長の趣味そのもの。来年は靴のポスターで防衛戦か?。 今回ル・ボナーのポスターも、黒の中の黒というイメージで社長一押しで出品したのですが、残念ながら選外でした。 今年中に黒色の革で、凄いカバンを作るので、そのカバンで来年のコンクールも黒の中の黒で再挑戦していただきたいと思っています。若社長と私のリベンジです。 今年は、これから大和出版印刷の皆とやらなければいけないプロジェクトが続きます。 一緒に力合わせて、良い結果を出してゆきたい。楽しく真剣に。

Le Bonheur (21:49) | コメント(7)

Comments

  1. ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです。でもこの「黒の中の黒」やっぱりいいですよねぇ。
    ボクシングでも世界タイトル挑戦よりも初防衛の方が難しいと言われていますから、来年もしっかりチャレンジしたいと思います。今後も見守ってやってください。

  2. orenge より:

    「黒の中の黒]とはいいですね。黒を豊かに表現するには高い技術が要求されます。黒の質感がこちらに伝わってきますね。いいものですから是非またチャレンジしてください。それと鞄に人格を感じるポスターですね。これは,受け手にも感性を要求するポスターだと思います。

  3. ル・ボナー松本 より:

    社長@大和出版印刷さん
    関西商人の仮面を被った、実は洗練された感性の持ち主(少し褒めすぎたぁ~)の若社長と、久しく会っていなくて寂しいねと夫婦で話しておりました。今度はすごーい黒のカバンを作りますので、そのカバンを使ってすごーいポスターお願いしま~す。

  4. ル・ボナー松本 より:

    orengeさん
    大和出版印刷の皆さんも喜ぶコメントです。特に若社長はウンウンと肯いていることと思います。

  5. 本当に久しくお会いしてませんね。実は先週大連に出張しておりまして・・・。
    また顔を出します。
    orengeさん
    本当に嬉しいコメントありがとうございます。ウンウン肯いておりました。

  6. kazubon より:

    ご紹介して頂き、本当にありがとうございます!
    ポスター制作に関わった一人として、感謝いたします。
    制作にあたって、大変なことは色々とありましたけど、一言で言えば、、、、
    ホント、面白かったー!(笑
    金賞を頂きたかったのは事実ですけど、最後のほうは、そんなの頭になかったように思います。「どうすれば、もっとこのポスターが映えるか」ってことが大きかったですし。
    物づくりって、ホント、楽しい。すごく大変だけど。
    松本さんとハミさんが、いつもキラキラしてるのは、この感情を持ち続けているからだろうなー。
    来年は、さすがにメンバーを総入れ替えしないと、いけませんね。
    三年連続すると、似たり寄ったりになりますし。
    次回は第三者として、見てみたい。
    さて、防衛できるかなー。

  7. ル・ボナー松本 より:

    kazubonさん
    今日、若社長が久しぶりに来て、黒の中の黒を表現する事がいかに難しいかを熱く語り、印刷技術の奥深さを夫婦二人で関心しながら聴いていました。モノを作り出すという事は苦しい作業だけれど、なんて素晴らしい、なんて面白いことでしょう。

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