ル・ボナーの一日
キューブボストンの製作に入りました
2007年01月16日
棚卸しの整理が終わり、キューブボストンの製作に入っています。
昨年は持ち手のことでしたが、今回は根革。根革というのは、持ち手の下のカンを押さえているパーツのことです。大きな本体をたった2cmの巾で支えてくれる頑張り屋さん。しっかり強く、作ります。
2枚合わせの上にステッチ3目位入るところまで、もう1枚革を張り合わせています。
当然のことですが、染めムラや傷などは避けて裁断しますが、伸び難く丈夫な部分の革はまとめて山西さんに厚みを変えて割って頂き、強度の必要な箇所に使用しています。
今回の根革の裏にはロダニール、その上にブレンダを使いました。ロダニール、表面はデリケートですが割ってみて解ったこと。なかなかどうして、非常に強い革です。革の個性の新たな発見、うれしいなあー。
お客様のご希望で、中のピッグシルキーはオレンジ、若草色、薄チョコ色と、どれも綺麗な色で裏地製作が待ち遠しい。
Le Bonheur (17:53) | コメント(2)
Comments
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オカザキ様
ありがとうございます。
ブルージーンに白ステッチ、綺麗ですよ。来年作りましょう!。昨日時計屋さんのポスターを3種類いただきました。1815のムーブどアップもありますので、見に来てね。
お世話になっております。
財力に余裕ができましたら、製作方お願いいたしたく存じます。
カラーは…
トープに若草色のステッチ&ライニング、もしくは、ブルージーンに白ステッチ&薄チョコのライニング、いずれかで検討中です。