ル・ボナーの一日
完成です
2007年01月08日
年を越してしまいましたが、出来上がりました。如何でしょうか、革の質感、感じられるかしら?
小物を入れるポケット、本体に通じるファスナーを付けました。そのファスナーを隠したい故に手順等考える時間が多かったように思います。
裏地はピッグシルキー、ショルダーは柔らかですが中に革をサンドイッチしての3枚合わせです。
持ち手等細かなパーツは、私好みのチェルケス合わせです。外からは見えませんが、底、背、上下の帯の裏にも革を貼っています。でも出来上がってみると、上の帯の裏にピックシルキーを貼りあわせたこと、少し後悔しています。しっかりしすぎました。
私は昔のあるブランドが好きで、以前見せて頂いたハンドバッグは、強度の必要な箇所はしっかり厚く仕上げてあり、繊細とは言いがたいのですが注意深く良く考えられており、感銘を受けてから、ついつい厚めに仕立ててしまいます。厚めのミシン縫い、苦労するのですが。
試作から改良して、背中に馴染み背負い易くなり、位置も変更したため変形を防げたと思います。
試作のリュックは私が使い始めています。種類は違えどカーフ、がんがん使ってどんな風合いになるか楽しみです。
先っぽ、かわいいでしょう~。
Le Bonheur (21:28) | コメント(4)
Comments
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orengeさん
ありがとうございます。そんな風に言っていただけるのが、ハミにとって一番の幸せです。 -
お電話ありがとうございました。前日凄い天候だったから、スキーに行けなかったらル・ボナーに行こうって言ってたんですよ。でも主人の頭の中には悪天候=大変という構図はなかったようです。一日中ずっと雪の中を「寒い寒い」と言いながら滑ってました。でも私の心は「あったか」でした。この手にとれる日までは「ドキドキ」です。ハミさんにお願いしてよかった。女性らしい、とっても繊細でそしてかわいらしさを兼ね持った仕上がりに、うっとりしています。(ごめんね、佳樹さん)
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まさみ様
ありがとうございます。私も、手にとって頂くまでドキドキです。これからまた忙しい日々が続くので、どうしてもスキーに行きたかったのでしょうね。楽しめて良かった!ね。
革の表情が豊か(しっとり)で,仕立てがよいので,きれいなドレープ。先っぽまで丁寧な仕事ですね。洋服のような感じがします。