ル・ボナーの一日

ペン・クリニック

2006年11月06日

中屋、漆.jpg 3.4.5日の3日間ナガサワ文具店本店の5階万年筆売り場で、セーラー万年筆の川口さんのペンクリニックがありました。 私は初日の午前中に行ってきました。ペン先を調整してもらうと、今までインクの出が悪かったり、書いていて引っかかっていたペン先が、驚くほどスムーズな書き味に変わります。 書くときペンを持つ角度が個々違っているし、書き癖もそれぞれ。そのため自分にあったペン先調整をしてもらうと、自分用のオーダーメイドの万年筆に変身します。 今私は字を書くことが楽しくてしかたありません。調整してもらった万年筆で字を書くことがこんなに気持ち良いこととは今まで知らなかった。理由もなく暇をみては下手な字を書いている私です。下手な字でも万年筆で書いた字は味があるように思うのです。ただ調整した気持ちの良い書き味の万年筆で字を書くようになると、ボールペンで字を書きたくなくなってしまう私です。 私は万年筆マニアにはなりません?。作った職人の思いが伝わってくる良い仕事の万年筆が数本あればそれでいい。その万年筆たちが気持ちの良い書き味であればそれで大満足。 と万年筆マニアの古山画伯に伝えたら、万年筆菌は結構しつこいのでご注意をと。 ル・ボナーに来店する人たちにペン先調整のこと話すと、知らないで使っている人が多い。 今回のペン・クリニックには結構ル・ボナーのお客様たちが行ったと思う。エリートサラリーマンのA氏は使っていたペリカンの万年筆が驚くほどの書き味に変わったとメールをいただいたし、福井のKさんはつい最近ナガサワで買った2本の加藤製作所カンパニーの万年筆を調整してもらうためわざわざ来られ、ついでにイタリアの綺麗な万年筆を購入。他にもル・ボナー関連の何人かが行ったはずです。 どうやら、万年筆菌はル・ボナーで発症している人が何人かいるようです。私は責任はとりません。あしからず。 最近、私はインクの乗りが悪かったり滲む紙質のノートやメモ帳を使ってしまった時、不愉快な気持になってしまう。 ル・ボナーの革小物のアイテムに、首からぶら下げる万年筆を一本入れるホルダーと仕切りがしっかりあるペンケースを作らなければと考えている私がいます。 やはり私も万年筆菌に侵されているのかなぁー。いやいやそんなはずは、、、、。

Le Bonheur (20:31) | コメント(1)

Comments

  1. ストワの時計も万年筆の様に
    時計師さんに磨いてもらえば凄く綺麗になりますよ

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