ル・ボナーの一日
ハロウィン・パーティー
2006年10月29日
昨日、今日とル・ボナーの店舗前では収穫祭。
六甲アイランドは人工の島なので、当然古くからの祭りなんてないので、住民の人たちが意図的に祭りを作り出します。その中でこの収穫祭は私がこの島にお店を持った頃からずーっとつづいているお祭り。
子供たちにハロウィンの変装をさせてコンクールしたり、何組ものアマチュアのジャズバンドに演奏してもらったりして、結構盛り上がります。出店も一杯出て、子供連れの家族で賑わいます。
この島はエトランゼの住人が多い街で、一緒に楽しんでいます。
ジャズバンドはアマチュアでも結構ジャズしていて、いい感じの演奏だとハミはいつの間にか、お店を抜け出し最前列で聞き入ってます。
私は製作が遅れ気味のため、そんな余裕はありません。ジャズの演奏を遠くで聞きながら、リズムをとって鞄作っています。
そんな日曜日の夕方、親しくしているお客さんのS氏来店。カバン買ってくれるじゃなくて、このシェーファーの万年筆の事で。
来週、ナガサワ文具店で川口大先生のペン・クリニックがあるので書き味の悪い万年筆を調整してもらえることを前に話したら、その時神戸にいないからお願いと頼まれたのがこのシェーファー。一人2本までなので、今回ペンクリニックに持ち込むのは、この漆塗りのシェーファーと店長(ニックネーム)から貰ったモンブランのスマートな万年筆。どちらも見た目はカッコ良いのだけれど、書き味が引っかかる。これが満足な書き味になったら、ペンクリニックにS氏共々ハマリそう。
S氏は仕事ほどほどに、ゴルフばかりしているノホホーンとしたサラリーマンと思っていたら運転手付きのセルシオを条件?に横浜から単身赴任で関西の大手企業に請われてトラバーユした有能なビジネスマンであることをつい最近知りました。
S氏はル・ボナーの顧客となってから、それまで買い物をすることにあまり興味をもっていなかったのですが、カバンだけではなく他のモノも買うまでの時間を楽しむようになられました。
そんなS氏が昔から、関わったプロジェクトが無事終了するたびに、自分に御褒美と買い続けたのが万年筆。しかし万年筆のペン先を調整するということを知らなかったそうです。
そんなS氏の万年筆を見事調整してもらい、S氏の感動するお顔を見るのが楽しみ。
その前に今作っているカバンを完成させないと。今週は相当忙しくなりそうです。
今夜の食卓で、なんでそんな話しになったのか分からないのだけれど、ハミと娘と私で、忍者は明治以降どんな職業についたのか?。特殊技術を生かして警察官になったのでは。それとも薬屋さん?。どうでもいい事なのだけれど、疑問が解決できないともどかしくて、ますます熱い議論。インターネットで調べてみてもすっきりした答えは見えてこない。
3人とももどかしさ一杯。誰か教えて。
Le Bonheur (21:54) | コメント(0)
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