親しくしている印刷屋さんの若社長は暇があると、社長室で靴磨き。靴好きにとってお気に入りの靴を磨く時間が至福の時のようです。神戸っ子の彼が磨いている靴は三ノ宮高架下の銀座堂で買ったクロケット・ジョーンズ。神戸の靴好きには特別なお店です。
その銀座堂が今年の８月末でお店を閉めました。
神戸だけでなく、靴好きであれば知る人ぞ知る特別なお店です。扱う靴は世界の一流品と言われる靴は全部と言っていいほどの品揃え。初めて銀座堂に足を踏み入れた時、靴がブランド別に専門店化する時世に、このお店はどうやってこんなに色々な高級靴を揃えれるのか驚きでした。
でありながら店構えは三ノ宮高架下らしい庶民的なものです。雑多に並べられた靴をよーく確認しないと、プライスを一桁間違いそうになります。
店主の金岡さんに、ル・ボナーのカバンを卸さないかと言われたことがありましたが、その時は丁重にお断りしたのですが、銀座堂というお店には尊敬を感じていました。
金岡さんの迫力と、圧倒的な品揃えが独特の銀座堂ワールドを築いていました。
神戸の名店がまた一軒消えました。残念です。寂しいです。
４０年間、靴好きの聖地であった銀座堂は最後に大盤振る舞い。３分の１以下の値段で在庫一掃したそうです。ジョン・ロブも、エドワードグリーンも、ベルルッティーも、持ってけ、持ってけ。何足もまとめ買いする顧客でにぎわったようです。
ありがとう、そしてさようなら銀座堂靴店。
ル・ボナーの一日
さよなら銀座堂
2006年10月22日
親しくしている印刷屋さんの若社長は暇があると、社長室で靴磨き。靴好きにとってお気に入りの靴を磨く時間が至福の時のようです。神戸っ子の彼が磨いている靴は三ノ宮高架下の銀座堂で買ったクロケット・ジョーンズ。神戸の靴好きには特別なお店です。
その銀座堂が今年の８月末でお店を閉めました。
神戸だけでなく、靴好きであれば知る人ぞ知る特別なお店です。扱う靴は世界の一流品と言われる靴は全部と言っていいほどの品揃え。初めて銀座堂に足を踏み入れた時、靴がブランド別に専門店化する時世に、このお店はどうやってこんなに色々な高級靴を揃えれるのか驚きでした。
でありながら店構えは三ノ宮高架下らしい庶民的なものです。雑多に並べられた靴をよーく確認しないと、プライスを一桁間違いそうになります。
店主の金岡さんに、ル・ボナーのカバンを卸さないかと言われたことがありましたが、その時は丁重にお断りしたのですが、銀座堂というお店には尊敬を感じていました。
金岡さんの迫力と、圧倒的な品揃えが独特の銀座堂ワールドを築いていました。
神戸の名店がまた一軒消えました。残念です。寂しいです。
４０年間、靴好きの聖地であった銀座堂は最後に大盤振る舞い。３分の１以下の値段で在庫一掃したそうです。ジョン・ロブも、エドワードグリーンも、ベルルッティーも、持ってけ、持ってけ。何足もまとめ買いする顧客でにぎわったようです。
ありがとう、そしてさようなら銀座堂靴店。
Le Bonheur (20:32) | コメント(17)
Comments
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ル・ボナー松本 より:
三好さん
三好さんが買った国産靴って何なのか気になりますね。今度来店された時教えてくださいね。
加藤さんの万年筆をお持ちだったのですね。是非見せてください。
その前に私は頼まれている太ダレスを仕上げなければ。いつものように延滞気味、、、、がんばりまーす。 -
私も、お客さんから聞くまでしらなかった。金岡のご主人は今年で７０歳になって、跡継ぎがいないから、このあたりが良い潮時と考えたようです。あんな靴屋全国探してもないと思う。
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いつでも行けると思っていたので、
ショックです、、、結局、一回も行けなかった。 -
kazubonさん
高級ブランド靴屋と違って、演出で錯覚することなく、ほんとに自分にあった靴を履き比べられる、履き倒れ神戸の代表的なお店でした。 -
こんばんは。
銀座堂の件、初めて知りました。
自分も帰省時には冬靴を買っていたので残念無念。。
なんといってもサイズが豊富。アポ入れなく５サイズが揃うのは全国でもここだけでは。
貴重な存在でした。
今年も冬靴が必要になるのですが、どうしようかなあ。 -
かたさま
銀座堂で購入されていたとは知りませんでした。ル・ボナーのお客様は銀座堂で靴を購入されている人がほんとに多かったんだと、あらためて知りました。あんな靴屋さん他にあるのでしょうか？知ってる人がいたら教えてくださーい。 -
銀座堂正直私も買いました。
私は３年まえにシルバノラッタンツィのユーチップと、エドワードグリーンのドーヴァーというユーチップの２足です。
２年前まで、息子が神戸の料理学校に２年間通ってました。大開通りにあるアパートから、元町にある料理学校でした。私は神戸に４回行きました。
当時はル・ボナーさんの事も知らなくて、あとは元町バザーでネクタイを２本買いました。
もっと早くル・ボナーさんの事を知っていたら、でも家内と一緒の時は、自由行動は許されません。っていうか荷物持ち兼案内係です。
地図さえあれば結構どこでも、見つけて行く事が出来ます。
あと、家族で経営されている三宮駅北側の韓国料理屋さんで、食事しました。
きれいではないけれど、美味しかったし、安かったような憶えがあります。
息子が神戸に行った年から、結婚記念日に旅行するようになりました。
最初の年は、一泊二日で大阪のヒルトンに泊まりました。
二年目もヒルトンで、２泊３日でした。
あと、最初の引越しの時には兵庫駅の近くの、船の名前と同じホテルでした。
もう一回は夜行バスで、朝着いて、その日の夜の夜行バスで、帰りました。
その後３日ばかり仕事が出来ませんでした。
なんか恥ずかしくて書けなかったことですけど、正直神戸の人って優しいですよね。いい思い出です。
今年の結婚記念日は留守番です。
家内はイルディーボのコンサートに、
東京に行きますが、我が社の体制が変わって、留守番になりました。
でもバッグ（ル・ボナーさんの）と共に夢が見れます。 -
たなかさん
たなかさんも銀座堂で、それもトップブランドの靴を買われていたのですね。やっぱり銀座堂は全国区だったんですね。
私も数年前、自分に気合いを入れる？ため東京に夜行バスでいったことがありますが、帰りは軟弱にも新幹線に変更して帰りました。それ以来、そういう無謀なことはしないことにしています。 -
minerva より:
神戸の銀座堂とは高架下のお店でしょうか？私も購入したことはありませんが、名前は知っていました。私のお気に入りの店はロイドフットウエアです。関西地区には店舗はございませんが、以前東京在住時はずいぶん購入しました。今のように価格高騰の前ですので、ラッキーでした。たなか様ご購入のＥＧ製のDOVERもロイド名で6.9万円の時代でした。時計と靴の価格高騰にいやけがして、ルボナーさんの鞄にいきつきました。
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たびたびすいません。ロイドの価格は、私が頻繁に購入していた15年ほど前から、それほど価格上昇していません。他の英国靴の有名ブランドの価格が高騰するなか、本当に良心的です。ロイドの最高級シリーズであるマスターロイドは今でもクロケットのハンドグレード製です。（前はＥＧ製でした。）文章に誤解を生じる部分がございましたので、補足いたしました。
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時計、靴、服、鞄。
私が嵌った順番です。
mineruva様と同じように時計などは特に高騰してしまい、全然買えなくなりました。修行時代は家庭を抱え、小遣いも少なく、興味があっても手が出ませんでした。
家業に就いてからは、家のローンを１３年でやっと払い終わり、ようやく趣味にお金を使うようになり、また変な遊びもしなくなり、小遣いを貯めて、
ルボナーさんのバッグに費やしています。 -
minervaさん
私は靴の製造工程は把握しているのですが、紳士靴を履く機会が少なくもっぱらスニーカーを履いているので、何がいいかというのは分かりません。ただ革でいうとＪＭウエストンとスコッチグレンの輸入革を使った靴は同じ革を使っています。紳士靴は後で熱加工と磨き上げ加工をして仕上げるので皆良い革に見えます。個々の履き具合なんでしょうね。
注文のカバン、少し延滞気味で只今作成中です。もうしばらくお待ちください。
たなかさん
たなかさんも時計にも興味があったとは初耳です。１３年でローンを終わらせるなんて凄いです。ちなみに私の住宅ローンは３５年です。まだまだ先は長ーいです。 -
恥ずかしくて書けませんでした。
時計はミーハーからで、一番最初に購入したのは、デイデイトの７０年代もので、茶のクロコベルトでした。
それから、エクスプローラー、シードウェラー、デイトナコンビ、オメガスピードマスターファーストモデルレプリカ、グランドセイコー２１世紀モデルオートマティック、ＩＷＣダビンチ２４９９年まで、自動カレンダー、あとはタグホイヤー、Ｇショックなどですね。
家のローンはかなりきつくて、貯金を食いつぶした時期もあったそうです。
家内が、家計をやりくりしているので。
当時は６．９％の金利でしたが、変動だったので、払い終わるときには随分下がっていました。
でもその家もすでに国金の担保に取られてしまいました。
時計は退職金で、最後に１つだけパテックを２０年後くらいに買えたらいいなあと思っています。 -
たなかさん
時計もですか。まずいですね（笑）私は時計は３個でいいです。と言いながら４個かな、、、
じっくり考えて購入することにします。 -
こんばんは。
銀座堂以外では京都北山のジェントＫＹＯＴＯに行ってます。
クロケットやサージェントに強い店です。
ただ、ニイガタではなかなかないので、東京でこれからは探そうかと思います。
10年ぐらい前に銀座堂で初めて外国製の靴（ベルギーのエンバシーのＵチップ）を買いました。それまで国産しか履いた事のなかった私にはその履き心地は衝撃的でした。それからインポートの靴ばかり20足ぐらい買ってしまいました（内銀座堂では１足だけですが）。
服や靴、鞄等多くのヨーロッパ製の一流と言われる物には何か長く手入れをしてずっと大切にしたくなる何かを感じますが今年は１０年ぶりに国産の靴を３足買いました。値段ではなく（確かに少し安かったです）見て履いた感じに色気を感じて買いました。
最近は国産の良い物を次々に見つけてしまいます。（実は私も加藤製作所の万年筆を５年ぐらい前に買いました。） この秋は今週中にできる？ル・ボナーの太ダレスにⅠ洋服店製のＷのオーダースーツ、国産の黒の靴でかっこよく決めたいと思います。でも身に着ける私が全然かっこ良くないのが大きな問題なのですが・・・
だらだらと長～い文失礼しました。