ル・ボナーの一日

高島野十郎という画家

2006年07月14日

野十郎展.jpg 東京に行ってきました。今回の目的は三鷹市美術ギャラリーの高島野十郎展を見に行くことでした。 私が高島野十郎という画家を知ったのは、つい最近,美の巨人たちというテレビ番組で紹介されて知りました。その番組をハミと二人で見て、その画家の生き方とそれを伝える絵に深い感動を感じました。 その画家の絵が100点以上、実際に見れるのです。個人所蔵の絵が多いため、これだけの点数を揃えるのは大変だと思います。静かな絵が多くの事を語りかけてきます。最後に展示された、画家を代表する月と蝋燭を描いた何点かの絵を見たとき、感極まって目頭が潤んでしまいました。 心洗われる2時間あまりでした。 私は今まで絵ではフェルメール、陶芸では板谷波山というように、絶対美を表現する芸術家の作品が好きでした。そんな私が不覚にも画家の生き様に感動し、その生き様を伝える絵に刺激を受けてしまいました。 帰りの電車の中で考えました。自己を表現するっていうことはなんて素晴らしいことか。 私は自己を表現する名もなき多くの人たちにエールを送りたい。 私は今日からいつもの様に鞄を作ります。心を少しリフレッシュさせて。

Le Bonheur (08:19) | コメント(6)

Comments

  1. かたさま より:

    こんばんは。
    実は私も今日まで東京出張でした。
    宿泊は学士会館で。
    落ち着いた良い宿ですね。
    すっかり定宿にしています。
    今回は日帰りだったのですか?

  2. ル・ボナー松本 より:

    かたさま
    木曜日に学士会館の408号室に泊まっていました。
    私の東京の定宿です。前回と同じ部屋です。次は早めに予約して外が見える部屋に泊まりたいと思っています。

  3. minerva より:

    私もこのル・ボナーの1日で紹介されて学士会館に宿泊し気に入った1人です。
    なんともいえない上品なゆったりとした雰囲気漂う空間と建物ですよね。
    私は宿泊した際、携帯電話の電源を切りました。

  4. ル・ボナー松本 より:

    minervaさん
    今回の朝食は和食にしました。鮭の塩焼きの厚みが立派で、旅館の朝食のようで満足、満足でした。
    その後建物を探索したのですが、新しい発見がまだまだありそうです。

  5. かたさま より:

    おはようございます。
    えっ!木曜日は418号室に宿泊していましたよ。
    朝食は7時45分頃に洋食を取っていました。お会いできなくて残念でした。本当に驚いています。

  6. ル・ボナー松本 より:

    かたさま
    私はその時間に皇居側の窓際で朝食を食しておりました。時間は7時30分から7時50分ほどの間。偶然、同じ時間に同じ場所にいたのですね。不思議な感じ。

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