ル・ボナーの一日
週末の六甲アイランド
2006年06月24日
神戸の東の海に作られた人工の島、六甲アイランドは街の中央に六甲ライナーと言う名の新交通システムが高架を走り、その線路の下に人工の川が南北に流れ、その周りが公園のようになっています。ル・ボナーはそれを観るような位置にあります。
週末の夜は、毎週あちらこちらで野外ホームパーティーをしています。目の前のオレンジ色の高層マンションが外国人専用賃貸マンションのためなのか、野外でホームパーティーをしているのは、外国の人と日本人が半々ぐらいです。この街は関西で一番外国の人が多く住んでいる街なのです。数日前も阪神タイガースのウイリアムスが家族で店の前を歩いていました。
夏になると、この人工の川だと、安心して小さな子供を遊ばせることができるので、若い家族が多く訪れます。川の水は浄水して繰り返し使われます。欧米人の子供は10月の涼しくなった時期でも泳いでいたりします。日本人とは体温が違うのではと思ってしまいます。
この街に住み始めた頃、すべてのものに人の手が加わっていて自然なものがないことに抵抗を感じていましたが、20年ほどの時間が街を熟成させて、住む人と一体感を持って愛すべき街になってゆきました。隣の人工島の先輩、ポートアイランドは街として、少し翳りを感じますが、六甲アイランドは魅力的な街へ成長しています。
住民みんなで、新しいふるさとの歴史を作っています。
スーパーマーケットは3軒あり、ホテルも2つ、総合病院もあり、学校も大学まですべてあります。映画館も大きなプールもあります。
ないものと言えば、魅力的なお店。その部分をル・ボナーが頑張らないといけません。
個性を大事に育ててゆくお店がこの街に増えてゆけば、この街は完成形です。
Le Bonheur (06:22) | コメント(0)
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