ル・ボナーの屋号の前はアウムだった。実はその前に独立して数年付けていたブランド名があった。それは「サンタクロース」、冗談みたいな名だけれどインパクトがあるなと思って付けた名だけど年に一度だけ働いているみたいで替えた。そのサンタクロース時代から作っている最古参のバッグがプティ・トート。当然今使っているシュランケンカーフなど存在すら知らず色々な国産革を使って作っていたけれど、基本のパターンは40年弱変わっていないル・ボナーのロングセラーモデル。絶妙なサイズバランスとフォルムが小さく見せて、実は思った以上の容量を収める事ができるバッグ。書類を収めるのには向いていないけれどそうでなければ必要十分なチャーミングなレディーストートバッグ。
今回は7色での登場です。
左からライトレッドとルビン、ルビンでバッグを作るのは久々。
左からティングレーとゴールド。これはトープではありません、特注色のティングレーです。大人気のトープ色は他ブランドでも多く使われている事もあり、ル・ボナーはトープから卒業して似た色味はティングレーとアントラジスに主軸を移して行こうと思っています。ゴールドはシュランケンカーフの超オーソドックスカーラーで一時避けてた時期がありましたが、その良さが今頃になって感じています。
左からバイオレットと黒。
そしてスカイ。
今回はこの7色で作りました。最初は革の跳ね返りが強くてふっくら収まりが微妙ですが、数回荷物を入れて使うと口元がスマートに閉まってきて素敵なフォルムに落ち着きます。
プティトートも肩から提げられる長さのハンドルを試しでつけてみました。やはりプティには短いハンドルが良いかなと思います。税込み50,760円、これからも作り続けるル・ボナーの定番中の定番のトートバッグです。
こんにちは。現在「ミセス」使用中です。色違いも欲しいと待っているのですが、今後の予定に入っていますでしょうか?教えていただけるとありがたいです。プティトートも素敵ですね。たっぷりのマチが使い込んでも押しつぶされる事のなさそうなデザインで惹かれます。