ル・ボナーの一日

自家製ハンバーグ

2006年06月19日

ハンバーグのクレープ.jpg 我が家では、ハミがハンバーグを作った翌日の夕食はクレープと決まっています。 ハミの作るハンバーグは独特です。ミンチ肉はつなぎ程度に入れるだけで、大部分野菜を細かく刻んだもので、一般的なハンバーグではありません。私の体を心配してではなくて、ハミが肉嫌いで、そんなハミでも食べれるハンバーグを試行錯誤した結果なのです。これが美味しくて、正直肉好きの私でも、このハンバーグらしきものを食べると、レストランのハンバーグは食べれません。 作った当日は、キノコを一杯入れた和風ソースと大根おろしで食します。ついつい食べ過ぎて、野菜一杯ヘルシーなんだけど、たくさん食べてしまうので肥満対策の効果はありません。 翌日は、残した前日の特製ハンバーグやほうれん草のバター炒め、生の野菜、チーズなどを焼きたてのクレープに包んで、特製ソースでいただきます。これが我が家の決まり。 クレープの夕食の時だけは、私の健康の事を考えて止められているアイスクリームもOKで、バナナと生クリームをクレープに一緒に包んで食後のデザートです。至福のひと時。 私たち夫婦は30年近く一緒に仕事をしている共稼ぎ夫婦なので、当然家事も分担してやるべきなのですが、私はまるで手伝いません。30年近くハミは私の屈折した性格を修正することに力を注ぎ、共同生活者としての責務の事までは頭が回らず、私は修正不可能な家事の出来ないおやじのまま一生を終えると思います。 料理を作った記憶はここ久しくありません。洗濯機は操作方法がわかりません、触ったことがないのです。食べた後の洗い物ぐらいはしてと頼まれて、私のとった行動は、食洗機の購入。2週間ほどは面白くて食器をセットしていたのですが、すぐに飽きてしまい今はやっていません。 ハミが泊りがけで家を留守にした時、一瞬家事から解放されますが、帰ってからが悲惨。洗濯物が山と貯まり、食器が流し台に山とつまれ、室内はチャーの毛だらけ。そんな時ハミは爆発します。私にはなんの弁解の余地もありません。部屋の隅で小さくなって嵐の過ぎ去るのを待っています。 私はチャーと同じように、過保護で我儘なまま歳をとってゆきます。ハミのおかげで少しは良くなったと思いますが、一人では生きていけません。これからもハミにお世話を掛け続けると思います。子供のままおじさんになってしまった私です。

Le Bonheur (21:09) | コメント(0)

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