ル・ボナーの一日

「フェルディー」ナチュラルな色気

2016年09月25日

静かに、それでいて存在感持って「フェルディー」。北欧のタンナーが作ったしっとりとしたカリブー革のような質感でそれでいてカーフ革の持つきめ細やかさ併せ持ったフェルディナンドカーフに魅了された。その革を最大限生したカタチをと10数年前に作り始めた。それでこのバッグの名は「フェルディー」。その後フェルナンドカーフを作っていた北欧のタンナーはなくなり、その後シュランケンカーフでこのカタチを作り続けている。小柄な女性が小脇に提げるとぴったりサイズ、カジュアルにたすき掛けの長さにもなって二度美味しい。そのフェルディーが久々店頭に並びました。

フェルディートープ.jpg

トープと

フェルディー黒.jpg

黒は予約も受けていたのでやはり外せません。

それに加え革屋さんでシュランケンカーフの定番色としては置いていないル・ボナーが特注した2色で。

フェルディーエッグ.jpg

フェルディーにはこのエッグシェルの色が合うと思うんですよね〜。

フェルディーアイリス.jpg

それと妖艶な紫色・アイリス。

「フェルディー」は色っぽいバッグだと思う。決して色気を誇張するよな装飾パーツやテキスタイルを使った演出ではない、デザインとパターンと縫製技術によるナチュラルな色気。

フェルディータック.jpg

厚みのない素材だと産まれないふくよかなタック。厚みがある素材が重なる部分を強度を持たせてスマートに見せるのは相当技術を要する。

フェルディードレープ.jpg

そのタックが前ポッケト両脇にナチュラルドレープを生み、本体にマチがない仕様なのに柔らかな厚みを作り出す。

フェルディーファスナー.jpg

本体ファスナー口が前に寝るのも前後本体パターンを微妙に変えていることが功を奏している。最初サンプルで作った時は前後同じパターンで、それだとファスナー口がうねって綺麗なフォルムが出なかった。

思ったより小さくてA4サイズの書類などは曲げないと収まらない。でもその弱点を補うに十分な特別チャーミングな印象を与えるレディースバッグです。税込み77,760円にて久々店頭に並びました。

Le Bonheur (18:23) | コメント(6)

Comments

  1. yasuko より:

    フェルディーは、東京では販売しないのでしょうか?
    C.O.U.とCIRCLEのホームページを見たのですが、入荷の案内がありません。
    トープ、アイリス、エッグシェルをぜひ拝見して、1個購入したいのですが、
    東京での販売予定がありましたら、教えていただければ幸いです。

  2. Le Bonheur より:

    要望が現時点でないので東京では見られないですね。C.O.UさんかCIRCLEさんにお問い合わせしてみてください。よろしくお願いいたします。

  3. yasuko より:

    ありがとうございました。東京で問い合わせてみます。もし、東京で入荷の予定がたたないようでしたら、直接、そちらにアイリスを注文することはできますでしょうか?

  4. Le Bonheur より:

    C.O.U.さんから連絡いただいたので休み明けの金曜日に出荷するので土曜日以降に見ることが出来ると思いますよ。
    ル・ボナーにメール頂ければお振込み確認後の出荷もできます。よろしくお願いいたします。

  5. yasuko より:

    フェルディは、本日、c.o.u.で実物を拝見し、エッグシェル色を購入いたしました。
    そして、店頭にコンフェッティのアイリスがあったので、こちらも一緒に購入。
    (コンフェッティは,主人がつくりのよいお洒落はバッグだね、とプレゼントしてくれました。)
    どちらも素敵!大切に使います。

  6. Le Bonheur より:

    早速行ってお買い上げ頂きありがとうございます。使うとその良さがより分かって頂けると思います。

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