ハミが作っていたA4ファイルが余裕を持って入るサイズの「コンフェッティ・ブリーフ」のサンプルが完成しました。ビジネスで活躍する女性に持って頂く事を念頭に考えました。その為、ハンドルを少し長めにして女性の肩にも通る長さにして作っています。ただFacebookにブログに先んじて公開したら男性からの要望も多く有り、短めハンドルタイプも検討中。
正面から見るとこんな表情。芯材は底板以外使っていないので、荷物か少ない状態だとこんな風に沈んで独特のフォルム。玉芯を入れていない内縫いなので革のふくよかさがストレートに感じられます。同じ縫製のコンフェッティより大きい分、その表情もより強く出ています。
サイドから見るとそのふくよかな革の表情はより感じれると思います。マチは肩から下げた時よりフィットするように、トップ方向に幅狭になる台形のパターンになっています。
ファスナーを全開すると、サイドからこぼれないように内側には内装に使うピッグシルキー革を使った三角マチ。内側のポケットはベタのポケット2つとファスナーポケット。
このもっちり感がシュランケンカーフの魅力。本来生後6ヶ月のカーフ(日本ではキップという名称)は厚み15mm以下が大半。そのカーフをシュリンク液に浸して繊維を凝縮させて厚みも増す。その柔らかな厚みを活かさないともったいない。素敵なシュランケカーフの質感が生きてるブリーフケースが生まれる予感。
ほんとに良いですね!惚れ惚れします。女性用だけにするのはもったいない。ユニセックスでいきましょう。ハミさん、待ってまーす。