要望多くあったビジネスシーンでも持てる「リュック」のサンプルがもう少しで完成します。ビジネスでも使えるリュックはナイロン素材を中心に色々あるとは思いますが、どうしてもカジュアルなタイプが主流です。弁護士の方が法廷に持って行っても違和感ないリュックをコンセプトに作ってみました。
廃盤となったビジネスバッグ「ビジィー」を縦型にして、マチはハードに固めず全体に柔らかな質感で仕上げました。サイズバランス、ファスナー二層式、前後ポケットの仕様は「ビジィー」と同じです。それが縦型になった事で、A4ファイルを収納した上にポーチ・ピッコロが収まるスペースが生まれました。「ビジィー」と違ってハニカム枠が入っていないので、同じサイズでありながら収納力もこの「ビジィー・リュック」の方があります。前後のポケットのインナー上部にはスマートフォンやその他の小物を収めることの出来るスモールポケットが付きます。背中側ポケットのインナー上部にあるポケットに収めていれば、携帯電話を消音モードにしていても、背負っている時にバイブレーションを感じる事が出来ます。
芯材を極力使っていないで、背負うと上部のマチが閉じてリュックらしい上窄みの形状にになり、ビジネスバッグを背負っているというイメージは和らぎます。娘が背負っているので鞄が大きく感じるかもしれませんが、男性の背中であれば相当な容量を収める事が出来るリュックですが収まりは良いです。背負う時は縦型で手持ちする時は横持ち出来ると良いなという要望を多く聞きましたが、その方向で考えると背負った時のの収まりが納得出来なくてしませんでした。それは正解だったと思っています。
背負うベルト類はすべて収納可能です。収納してしまうと上部にあるドイツホックが残るのみです。二層の中央インナー部分には13インチ(もう少し大きくても大丈夫かも)のノートパソコンを収めるポケットがあり、両側に荷物や書類を詰めると、それらがパソコンを防御する役目もします。ショルダーは革、相当厚いウレタン、ナイロン生地、メッシュ生地、の四重構造になっていて、背負った時の重みを和らげてくれるはずです。
加えて左右のベルトが身体にフィットするように、左右のショルダーが広がらないように為る為のベルトが加わります。自転車を漕ぐ時背負っていても安心です。それと作ってみて気づいたのだけれど、背に2本ベルトを通してキャリーケースに挿せる工夫も加える事にします。出張用ソフトブリーフケース「マエストロ」で付けたそのベルトが重宝していると言って頂けているので。内装は軽量と強度を考慮してヨーロッパの有名バッグブランドが表素材で使っているイタリア・リモンタ社のナイロン生地を使う事にしました。
今回は基本的な修正箇所はない状態でファーストサンプルを作る事が出来ました。まとめ作り時にスムーズに作業が進むよう考えなが型紙を少し変更&追加してGO〜です。桜が咲く季節までに作れると良いなと思っています。
こんばんは
また魅力的なリュックができそうですね。
かっこよくて、機能的で。
ちなみに カラーは メンズのため抑え目でしょうか?
スカイの予定などないでしょうね!?
あったらうれしいのですが……