ル・ボナーの一日

「カンダミサコ」さんに作って頂いた長財布

2014年04月18日

ル・ボナーには残心革小物シリーズを主に紐財布やファスナータイプの長財布はありますが、オーソドックスな財布がない状態が続いていました。そこで「カンダミサコ」さんで作っていた長財布が魅力的だったので、クリスペルカーフを特別に使ってもらって少し変更点を加えて作って頂きました。その長財布が今日届きました。

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箱を開けてその財布を見て感動。クリスペルカーフの質感と縫製力が凄くマッチしていて、高級感を醸成しています。ファスナー式のコインケースを収めて使うのも良し、別々にしてスマートに使うのもまた良い。黒とダークブラウン。どちらも素敵に輝いています。税込み47,520円。

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オリジナルのワインハイマー社の型押しカーフを使って本体がホックでとまるタイプも、トープ、スカイ、バイオレットの3色が店頭を飾っています。こちらは税込み38,880円。

「カンダミサコ」の二人の作る革製品には刺激を受ける。革でまず何かを手作りすると、大半は泥臭い方向になり易い。それはそれで手作りチックなイメージで良いと思うけれど、そのままだと突出する事はできないで埋もれてしまう場合が多い。でも経験がまだ浅いにもかかわらず「カンダミサコ」の二人が作り出す革製品は全く泥臭さを感じない。というより美しい。それはきっと二人の培った美意識の基準の高さとバランス感覚が、経験と熟練という歳月を飛び級したのだと思う。そして数をいっぱい作るという苦を厭わない事で、自由にカタチを創造している。

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そのブランド「カンダミサコ」がまたまた大丸神戸店にて4月23日(水)より29日(火)まで開催される「KOBE zakkaコレクション2014」に出店します。お店を持たない「カンダミサコ」の美しい革製品を実際に見て触って購入出来るチャンスです。多くの出店ブースが並ぶ中で「カンダミサコ」のブースだけにスポットライトが当たっているように見えた。何度かの大丸神戸店出展時に表敬訪問した時に私はそう思った。その思えた事が、実際に行けばご理解いただけるはず。今最も刺激を受ける若手独立系鞄職人の二人です。負けずに老いぼれ二人も頑張らなくっちゃ。

Le Bonheur (19:34) | コメント(8)

Comments

  1. 匿名 より:

    クリスペルカーフとシュランケンカーフの違いはなんですか?
    耐久性はどちらが上なのでしょうか
    結構ガサツに使うので長く使えるタイプの長財布、ラウンドファスナーを探しています

  2. Le Bonheur より:

    革自体の寿命はクリスペルの方がありますが傷は付きやすいです。なので扱いを気にしないで使えるのはシュランケンの方です。

  3. 匿名 より:

    素敵なお財布ですね。
    お店にはうかがえないのですが、通信販売での購入はできないのでしょうか?

  4. Le Bonheur より:

    この製品は自社生産品ではないので通販はしていません。作った「カンダミサコ」さんの方へお問い合わせされるといかがでしょうか。

  5. 匿名 より:

    ルボナーさんで買える財布とパスポートケース、定期入れを教えてほしいです
    シュランケンカーフかクリスペルカーフを希望します
    色はネイビー、ブラック、ダークブラウンで考えています
    また在庫切れの場合いつ頃入荷するのかも教えてください
    依然取り上げられていたサークルには入荷しますか?

  6. Le Bonheur より:

    パスポート入れ、定期入れは作っていません。財布は残心シリーズ以外だと紐財布とラウンド財布とL字ジップがあります。その3つはパスポートケースとしても代用出来るかと思います。

  7. 匿名 より:

    黒色か藍色の長財布かラウンドシップはいつ頃できあがりますか?今月中にほしいです。

  8. Le Bonheur より:

    ラウンドはシュランケンの黒があります。長財布はこのカンダさんのがあります。

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