ル・ボナーの一日
素敵にエージング
2013年03月17日
先日紹介したブッテーロ革小物お手入れ名人ではなくて、
もう一人の極めつけのブッテーロお手入れ名人が来店。
早速持っておられたル・ボナー製品を撮りました。
夜の室内のハロゲンライトの下だと実際に見る凄さは伝えられませんが、
それでも頑張って撮ってみました。
デブペンケース。
前がそのエージングした品で後ろが新品。
新品より間違いなく綺麗です。
こんな風に使われていると幸せ者です。
デブペンはブッテーロのお手入れ入門用に最適な形の革小物。
そんな事も理解して頂けているからなのか、
デブペンはブッテーロタイプが圧倒的に売れる。
一週間ちょっと前にブッテーロタイプでいっぱい出来上がったけれどもう完売寸前。
次回完成予定は6月頃か。
このグリーンのブッテーロ天ファスナーブリーフは前にも一度紹介した事があるけれど、
お手入れを継続した年月を重ね、益々味わいが出て来て風格が増している。
カバンは盤面が広いので磨き上げてエージングさせるのは大変。
多くの場合自然に任せた傷も味わいという方向で良しとするけれどこの方の場合は違う。
ブッテーロは使い手の思いに応えてくれる革です。
それだけに真剣に向き合わないと答えが見えない革でもあります。
これほどタンニンなめしの革の魅力と弱点を伝えてくれる革は他に知らない。
Le Bonheur (22:41) | コメント(0)
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