ル・ボナーの一日
フラボナの絞りのペンケース久々登場
2012年12月03日
絞り型使ったフラボナの3本挿しと1本挿しのペンケースが久々店頭に並びました。
色は黒、チョコ、茶(キャメル)、ワイン、グリーンの5色。
要望多かったネイビーは手違いあって今回作れなかった。
黒は赤ステッチのはずが同色ステッチだったので、
また私がこの後解いて赤糸で手縫いしないと。あぁ〜。
一つ山はそう難しくないけれど、三つ山の絞りは大変。
革のその時の状態にもよるけれど、数個に一つは裂けて使えないリスクが生じる。
そんなギリギリの絞りを製品化出来たのは、
50年以上この道一筋の浅草の絞り職人さんと出会えたおかげ。
一枚仕立てでも大変なのに二枚貼り合わせたブッテーロの革で三山を絞り出せるのは、
その老職人さんしかいないかもしれない。
そんな3本挿しにアウロラの赤、青、緑が収まっていると綺麗だろうなぁ〜。
でも私は緑は持っておりません。画像は持ってる友人のと合作。
赤が 当たったから青。青も思った以上に売れたので次は緑。
(気持ちはよ〜く理解できるけれど。)
そういう安易な製品作りには抵抗があったボンジョルノですが、
実物見るとこのマーレ・ティレニアの緑の色に誘惑されそう。
そんな事はどうでも良い訳で、本題に話しを戻そうっと。
一本挿しタイプはモンブラン149も収まるサイズで12,600円。
三本挿しタイプは149を3本はちょっと厳しいかな。
一回り細めの万年筆と一緒だったら大丈夫。23,100円也。
Le Bonheur (22:19) | コメント(3)
Comments
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数年前に購入したワインが綺麗に aging してきました。
もうひとつ欲しかったところなので、何色にしようか悩んでみたいなと思います。
これ真っ赤があると素敵だと思ってるんですよね。(^-^)
.Re: ボンジョルノ より
お久しぶりです。
赤は試しで作ってみた事があるのですが、
絞ると染みが目立ち断念しました。 -
素晴らしいですね,このしぼり具合。参りましたね。ブッテーロのエイジングはどの色もいいので迷いますね。それも楽しみのひとつですが・・・
Re: ボンジョルノ より
この絞りは本当は大変凄い技術なんです。
楽しみに待っていてください。
フラボナの3本挿しをよく見たら、ペン収納部の表革は一枚成形なんですね。
ペン先部分の絞り込みも、しわも無く綺麗です。
私のアウロラの赤、緑を入れると、この三本挿しが「青も入れてくれ!」とプレッシャーをかけてきます。
恐ろしいペンケースです。
マーレリグリアの誘惑に負けないように、このフラボナ三本挿しを大事に使わせていただきます。
Re: ボンジョルノ より
一カ所は空白にしていつか3本揃いを夢見るのもオツじゃないでしょうか。直ぐに手に入らない方が良い時もあると。3本挿しのペンケースは生地で磨き上げると愛着増しますよ。