
今年は万年筆をず〜っと購入しなかった。
だっていっぱい持っているんだもぉ〜ん。
でも今回のイタリア旅行で1本は記念に買おうと思った。
その1本はボローニャのオマスのアンティークの予定だった。
しかし見つける事が出来なくて残念した。
そしてフィレンツェのヴィスコンティの本店を訪れた。
ヴィスコンティの本店はフィレンツェを訪れるたびに毎回迷いながらも来ているけれど、
店内に入るのは今回が初めて。
そこでオペラタイフーンのデモンストレーターを買った。
それもまだ日本では未発売だったSmartTouchTubularNibの最新のモデル。
ヴィスコンティの万年筆の中ではヴァンゴッホが好きだ。
あのマーブル文様の軸は特別な魅力を前々から感じていた。
でも現行のヴァンゴッホは少しイメージが違っていて、
ヴァンゴッホは中古でお気に入りのマーブル文様をいつか探そう。
そんな風に思っていたら、この万年筆を店長さんらしき人が持って来られた。

この巻きペンタイプは色々な試み満載の個性があって面白い。
シェーファーのブタペンは5本ほど持っていてその復刻は面白い試み。
店舗で確認しなかったけれど(その時点でパラジウムニブの事を知らなかった)、
ヴィスコンティが今売りにしている23Ktパラジウムニブである事を願いたい。
としたら昔の鍛造ニブのような魅力的なしなりのある書き味かというと、
そうではなくて巻きペンが災いして固くて独特な書き味。

でもイタリア万年筆らしい伸びやかなハイレグなペン先は私の好み。

吸入方式はヴィスコンティー自慢のダブルタンク・パワーフュラー。
インク瓶の容量が少なくなった時でもインクが吸入出来るように、
SnorkelFillerなる付属品がセットされている。
こんな風に装着して吸入する。

キャップの装着もヴィスコンティ独特の仕様。
押して半回転させて止める。そのバネ感が不思議な感触。
1000本のシリアルナンバー入りの限定品。
でも入っていた箱と中身の本体のシリアルナンバーが違ってた。
まあこのぐらいはイタリアだから許容範囲。

久しぶりに新品の万年筆買っちゃった。後悔はしていません。
でもその後半月ほどの間になぜかあと4本増えちゃった。
その内訳はシェーファーのバランス2本と漆軸の旧エラボーと、
珍しいENニブの80年代のペリカン600。
万年筆はやはり怖い筆記具です。
気が付いてみれば増えているのが萬年筆の魔力、魔を怖がれば怖がるほどにやって来るのかも?旧エラボーの漆は軸ではなくペン芯なんですよね、なんでペン芯に漆か?関わった方がおそらくヘンタイだったのかも?(笑)