ル・ボナーの一日

安心できる散髪屋を求めて

2006年03月16日

散髪屋.jpg 私は今までハミに髪は切ってもらっていたのですが、旅先の散髪屋に入ってから、散髪屋さんで髪を切り髭を剃ってもらうことがことのほか気持ちよいことだと知り、今では月に一度散髪屋さんに行くようになりました。私の場合ハゲているので、髪はバリカンを使って2ミリで揃えてもらい、あとは髭を剃ってもらうだけなので、仕事としてはいたって簡単だと思います。ただ髭はどうしても剃ってもらいたいので、美容院ではだめで、理髪店なのです。しかし安心して任せられる散髪屋さんがまだ見つからずにいます。 マイ散髪屋さん探しは月に一度の行事になっています。ここ2ヶ月は恐怖の散髪屋2連続でした。 先月入った散髪屋は若いお姉さんとお兄さんがやっているお店で、お姉さんは目の周りを真っ黒に塗った厚化粧の女性で、そのお姉さんが担当したのですが、バリカン2ミリで揃えてと頼むと、7ミリの刃しかないので、はさみで揃えていいかと言うので、ちゃんと切り揃えることが出来るならいいですよと了承すると、2ミリに揃えることは出来ずひどい虎刈り、その上髭剃りは剃り残しだらけ。それで値段は4500円。酷すぎると思いつつその場を早く逃げ出したく、言われるままにはらいました。外に出てから心の中で二度とこんな床屋に来るものか、バカ野郎と叫んでいました。 今月は前回の失敗の反省から、じっくり吟味して散髪屋さんをチョイスしようと思い、マイ散髪屋さん探しを始めました。しかしその日はどこも休みで、行きたいと思うとどうしても行きたいと思う性分のため、次の日もマイ散髪屋さん探しをしました。なんと運悪く、月一度の週休2日の週で、開いていません。それでも開いている散髪屋さんはないかと街を彷徨った末に、住宅街に見つけました、営業している散髪屋さんを。 入ると、そこのおやじは、待つお客のいない椅子にコートを着て横になってテレビをみてます。電気代の節約のためか暖房を切っているのです。私を見るなり、いらっしゃいではなくアーと一声。よほど客とは無縁の店のようで、客が来たことに驚いている様子。私はまた失敗したと思いつつ散髪椅子に付きました。腕の方は予想していたより良かったのですが、あまりにも汚い、不衛生なお店で、鏡周りの棚はほこりが層を作っており、使うことの少ない道具はサビがでていて恐怖を覚える不衛生感。変にモダンな電動で出てくる洗面台も、収める時途中でモーターが空回りしておやじが手動で納めていました。 値段は1900円で2000円を出すとおつりがないと言うのでそのままおつりの100円をもらわずにその散髪屋を退散しました。 私は散髪屋さんによほど縁がないのだと思ってしまうここ2回の恐怖の体験でした。 来月はもう少し下調べをして、マイ散髪屋さん探しをつづけようとおもいます。衛生的で、安心して任せられて、写真のような昔懐かしい散髪屋さんはないのかな。少しぐらい遠くてもいいから探し出したいものです。

Le Bonheur (10:17) | コメント(0)

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