書いてみるとこれは素晴らしい書き味の細字。これは良い万年筆だとあらためて思った次第です。だだ私的にはあと1ミリほど太いと申し分ないバランス。それと軸の質感がもう少しどうにかならないものかという思いは残った。そこで得意の革巻きを決行する事にした。
その革巻きしたデシモがこれ。少し質感が向上したのではないでしょうか。それと太さも少し増し、その上持つ部分が革になった事でグリップ感も良くなった。あとメッキ部分の質感に厚み感が加われば完璧とは思ったりするけれど、それはどうしようもない。しかし間違いなく特別な万年筆へと変身した。
万年筆にも強い感心を持っているル・ボナーの顧客のK先生にこのデシモを自慢げに見せびらかしていたら、先生も偶然にも丁度今同じデシモを持っているというので、K先生お気に入りのシュランケンのミコノス色で革巻を決行。一本目より二本目と少し慣れてきたのか違和感なく既製品であたかも売っているのではなかろうかと思えるほどの出来栄えの革貼りデシモ。
この記事を見てY女史は手放した事を少し後悔しているのはないだろか。だって万年筆と同じぐらい確か今シュランケンカーフが好きだなんて言っていたもんなぁ~。それより何より思わぬ自体が。万年筆は使っている数本で十分と日頃言っているハミが興味を示した。どれどれ書いて見ましょうと私の革巻デシモで筆を走らせたハミはいたく気に入り、これは私が愛用する事にしますと宣言。拒む事は出来ません。不意に私の元から旅立っていったぁ〜。
うーん、もう数年悩んでるのですよ、デシモ。これを機に入手して、里帰りした際に持ち込んで革巻きにしていただこうかしら。
キャップレスといえば、海外でしか発売してないオールブラックのモデルがかっこいいんです。
Re:ボンジョルノより
革巻デシモ良いですよ。でもその海外限定モデルのオールブラックは気になりますね。
10月1日のロンドンは行く事が叶わぬ事が決定的になりました。その日は他の場所におります。