ル・ボナーの一日
大好きな神田神保町
2006年02月21日
東京で一番好きな街は神保町界隈です。
昭和40年代にタイムスリップしたような錯覚を覚える、ノスタルジックな街です。
学士会館に泊まり、夜の神保町界隈を散策したのですが、店じまいを始めた古本屋のおやじ、80歳は過ぎているのではないかと思われる喫茶店のマスター、元気に働いている定食屋のコックさん、皆昭和40年代風の町並みと空気の中で生きいきと働いています。
少し前まで、銀座は老舗のお店が風情を守っていたのですが、ブランドショップが建ち並びつまらなくなり、新宿もゴールデン街に活気があり、独特の文化を作り出していた時代は遠い過去になり、東京の雰囲気を残す都心の最後の砦です。
東京に居た頃は、独立してすぐの頃から、神保町にあるかばん屋さんに卸していて、月に2,3度はこの街に来ていました。その頃は都内でお店を出すならこの街にしたいと思っていました。この街は、背伸びせず素で居ても、豊かな時間を過ごせます。
神戸に店を構えて13年。東京に行くと、用事がなくても立ち寄ってしまう居心地の良さを持った街。路地裏にノームが住んでいます。
Le Bonheur (21:39) | コメント(1)
15年前5年ほど市ヶ谷の独身寮に住んでいたため、神保町の古本屋街にはよく行きました。定食屋で大盛りの食事をとり千鳥ヶ淵や北の丸公園で缶コーヒーを飲み、今考えると何とも贅沢な散歩コースでした。裏地にある、つたに覆われた喫茶店などノスタルジックな街ですよね。三省堂書店近くのかばん屋さんで、当時購入した記憶があります。ルボナーさんの鞄で
あればいいけど。