まず最大の改良点が、ハンドル部分の長さを変えられるようにする事。ハンドルとして持つ事も、肩がけして持つ事も、出来るようにしたかった。安易な方法としては本体に4個のピンバックルを取り付けベルト部分の長さを変えて使うという方法。しかしこれだと自分側にも外側にも金属バックルの突起物が出る事になり、洋服やその他色々な部分に負担がかかるのでイヤだった。そして考えた方法が表に金属の突起物を使わないでサイズを変える事の出来る工夫。これを考え出した時は、我ながらグッドアイデアだと自画自賛した。その上十分な重さを支えられてシンプルな佇まいまで加わる方法。これはサンプルが出来上がってから公表します。
それとトートバッグらしさを損なう事なく口元にファスナーで閉じる工夫を加える事。大きなトートバッグなので、ボストンバッグ的な使い方も考えるとトップが閉まる工夫は必要だ。しかしそれをするには多くの克服すべき部分がある。でもいける方法が見つかった。
その他にも内部の補強や色々な工夫を加え、その結果出来上がったこの大きなトートバッグは新たな定番となるか。名前は「パパス・トート」の予定。
今そのトートバッグのサンプルを作っています。パターン段階では気がつかなかった問題点を修正しながら、ミネルバボックスの黒を使ってワクワクしながら作っています。このトートバッグもパパスショルダー同様ミネルバボックスとシュランケンカーフで本生産はしようと考えています。やはりカバン作っている時が一番楽しいなぁ〜。
いままで、トートバックだけラインナップにないのはなぜかと思っていました。
ミネルバボックスのブラックにブルーのステッチがいいですね。
どんな仕掛けが飛び出すのか、サンプルが出来上がるの楽しみにしています。
早く見せてくださいね。
Re:ボンジョルノより
今残している型紙だけでも200以上あります。少し手を加えると生き返るカタチもいっぱいあるので、徐々に復刻もしていきたいなと思った次第です。