ル・ボナーの一日

「ミセス」久々ドドーンと店頭に並びました。

2024年09月02日

二十数年前、まだ雑誌が流行を牽引した時代、今は廃刊しているけれどその頃は名の通った月刊婦人誌「ミセス」の取材があった。その時特別に作ったレディースバッグだったのでそのままま製品名にしたのが「ミセス」。最初はミネルバボックス使ってカジュアルな感じで作って雑誌に載った。ミネルバボックスはちょっと雰囲気違うよねと思いつつもいっぱい注文が入った。その後今やル・ボナーのメインレザーとなったドイツのぺリンガー社の「シュランケンカーフ」と出逢い、ハンドバッグ「ミセス」はシュランケンカーフのみでの制作となりました。その「ミセス」が5年ぶり?に店頭に並びました。税込110,000円での販売となります。

黒。ハンドバッグなのですがトートバッグ並みの収納力があります。

アントラジス。レディースでもシュランケンカーフのル・ボナー限定色のアントラジスがじわじわ人気出ています。

トープ。メンズでは厳しくなってきましたが、レディースでは変わらぬ人気の色ですね。

ジーンブルー。綺麗な色も入れたいと思いジーンブルー。ペリンガー社のシュランケンカーフと出会った20数年前は全国的に革と言えば黒、チョコ、茶がメインでカラフルな色はその3色のさし色程度の位置付けだった。でも神戸だと黒よりオレンジ、ジーンブルー、ライムグリーンなどのカラフル系の色から売れていったのが新鮮だった。そんな特別な感性の神戸が大好きになった。しかし今は神戸でも地味な色からになって寂しいさ感じる。

バオレット。カラフルなアイリス(ライトバイオレット)ではなくてシックの方の紫です。

ライムグリーン。これはご予約あって作りました。あともう1個作ったのですがそれはル・ボナー最大卸先のCIRCLEさんへ。なのでル・ボナーには並んでおりません。

ミセスの背面はこんな感じ。

裏地はナイロン生地からバックスキン調の合皮にアップグレード。今までナイロン生地使ってたレディースバッグは順次この素材に移行します。ピッグスキン使ってる製品はそのまま変わりません。ナス管が何故付いてるの?鍵とか提げて鞄の中でガサガサ探さなくてもいい為です。ハミの日々の経験から付けた方が良いと20数年前ミセスが誕生した時から付いてます。

ファスナーが本体上部にないのが不安と思ってる貴女、肩がけした時バッグが脇に収まって口元カバーするので大丈夫。もし使っていて襷掛けでショルダーバッグのように使いたいとご希望のお客様には別途長いショルダーストラップを税込16,500円でお作りします。よろしくお願いいたします。

Le Bonheur (10:51) | コメント(0)

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