ペーパームーンシリーズはボストンバッグ、リュック、ショルダーバッグと3型あります。その中でまず最初に作ったのが「ペーパームーン・ショルダー」です。20年ほど前、ル・ボナーは大変危機的状態で転換期でした。その時デュ・プイ社のソフトカーフ使った「ペーパームーンショルダー」が救ってくれました。大手通販会社から声がかかりこのバッグを作りました。それが驚くほどの100単位でない人気が出て危機的状況を救ってくれました。今でもメーカーさんとはあの時の事を懐かしくよく話します。
そんなペーパームーンシリーズの元祖が、今までで最もフィットしてるよね?と思う新開発のデンマークソフトカーフメインで初めて店頭に並びました。リュック、ボストンバッグではもう使ってみたので、間違いなく良い感じです。税込60,500円。
まずは黒から。デンマークカーフの微妙な揉み皺が良い感じ。
ネイビー。デンマークソフトカーフは15~16mmの元厚を13mmに割って作っています。それを内装の長高額高級なリモンタ社のナイロン生地「デイビス」が支えるような構造になっています。
マルーン、色の名前としてはワインとかヴァーガンディーになると思うのですが、デンマークソフトカーフはオリジナルで仕上げた革なので名前は自由。でもって神戸の色「マルーン」と命名。
デンマークソフトカーフの「アントラジス」。元祖シュランケンカーフの「アントラジス」カラーより明るいじゃないのとお客様よりご指摘あり、次回発注分からもう少し濃くしたいと思います。
加えてペリンガー社のナムーカーフ2色でも登場〜よーく革棚をチェックしてみたらまだこの2色のナムーあった。もう1型はこの2色でバッグいけるかな?税込72,600円。
トープ。
ダークブラウン。
B5ファイルサイズでポケットいっぱい。ショルダーと本体をつなぐ部分に小さなファスナーポケット付いてるのは、最初使ったデュ・プイ社のソフトカーフが小さめで繋ぎ無しでショルダーベルト裁断すると短めだったのでショルダーの長さを伸ばす為に苦肉の策で付けたのですが、キーホルダー等の小さな小物入れるのに良い仕事しています。
ル・ボナーのショルダーバッグを色々お持ちの顧客の方の多くが、日々の外出時にこのペーパームーンショルダーの使用頻度が最も高いそうです。なにせ下げてて楽なんだそうです。どうぞまだお持ちでない方は是非購入して使ってみてくださぁ〜い。またまた詳細は卸先の南青山のCIRCLEさんのブログで宜しくお願いいたします。
アントラジスかダークブラウンはまだ残っておりますでしょうか?